東北桜の名所として名高い秋田県角館町の桜スポット

公開日:  最終更新日:2015/03/01

東北地方の桜の名所として人気が高い秋田県・角館町には、国指定名勝のソメイヨシノや国の天然記念物に指定されているシダレザクラを楽しめる桜スポットがあります。

毎年、角館町の桜の開花予想は全国的に比べてやや遅めとなりますが、少し遅めの北国の春の訪れを堪能してみませんか?

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国指定名勝:桧木内川堤ソメイヨシノ

桧木内川堤のソメイヨシノは、昭和9年に今上天皇御誕生記念として植えられた国指定名勝です。寒さが厳しい東北の春の訪れとともに、桧木内川土手約2kmに渡りソメイヨシノが咲き誇ります。

緩やかに蛇行する川に沿って、アーチを描くように約400本のソメイヨシノが花を咲かせ、日本さくら名所100選にも選ばれる東北屈指の桜の名所となっています。

天然記念物指定:角館武家屋敷のシダレザクラ

みちのくの小京都と呼ばれる角館には、江戸時代から続く武家屋敷があります。
その武家屋敷が並ぶ道の両側にはシダレザクラが咲き、400本あるうちの162本は国の天然記念物に指定されています。

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角館武家屋敷のシダレザクラは、およそ350年程前に角館佐竹家の二代目である義明の妻が、京都三条西家から嫁入り道具の中に、3本のさくらの苗木を持ち込んだ事が始まりとされています。

樹齢300年となる華麗なシダレサクラと古い伝統的な街並みは、とても風情のある春の景色です。

ライトアップで彩られる角館の桜まつり

毎年、角館の桜の開花予想は、4月下旬~5月上旬となっており、シーズンに合わせて「角館の桜まつり」が開催されています。

桧木内川堤および武家屋敷通りにかけて、日没後から夜桜を楽しめるライトアップが行われ、昼の景色とガラリと変えた幻想的な桜を鑑賞できます。

開催期間中は、県内外から観光客が訪れるため、非常に混雑が予想されますので、できるだけ公共の交通機関を利用するようにしましょう。

まとめ

最寄り駅はJR角館駅。周辺には温泉旅館もあるので、お花見と温泉を楽しむ春旅におすすめのスポットですよ。

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