府中くらやみ祭りの由来と歴史は?併せてスケジュール、周辺情報紹介

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府中の大國魂神社で執り行われる伝統のある神事くらやみ祭には見どころ行事が盛りだくさんです!

歴史ある大國魂神社で行われるくらやみ祭は、東京都から指定無形民俗文化財に指定されています。

見どころになる行事がお祭り開催中にはたくさんありますので、通しで見ても良し、興味のあるものをピックアップしても良し。

交通規制やグルメなど周辺情報も併せてご紹介しますね。

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くらやみ祭の由来や歴史から、その面白さをたどってみよう!

くらやみ祭の行われる大國魂神社は西暦111年5月5日に大神の信託から創立されました。

日本古来の神様や天皇の名前が出てくると難しくて混乱しますので、分かりやすいところを引き合いに出すと、源頼朝が奥さんの政子の安産祈願をした神社なんですね。

1646年に社殿が火事で焼失しましたが、当時の将軍である家綱が造営して、そのまま現存しています。

お祭りの初日には神輿出し、最終日には宮入れがあり、今は見学できますが昔はこれを見られないようくらやみで行っていたことが、お祭りの名前の由来になっているそうです。

1000年もの歴史があるお祭りは珍しいので東京近郊の方にはオススメです。

タイムスケジュールを把握して効率良くセレクト見学をしてみよう!

たくさんの行事がありますが何日の何時ころからなのかを知っていると効率よくお祭りに行けます。

まず、5月3日の7:30ころから「神輿飾り付け」が始まります。これは大國魂神社の宝物殿前でします。

8基のおみこしが宝物殿の外に出されて、掃除などをしますので滅多に見られない光景が見学できますよ。

その日の18:00頃には「山車共演」が始まります。見たい方は馬場大門欅並木に行ってください。

19:00頃から「古式競馬式(駒くらべ)」があって欅並木を馬が走りますが、その前後に府中囃子の競演が行われます。

翌日の5月4日には13:00頃から「萬燈大会」がありますので、大國魂神社に行きましょう。

各町の青年が花万燈を作ってきて、それを回転させながら美しさを披露します。どれが一番きれいなのか競い合うのも面白いですよ。

その日の13:30頃には「子供神輿のお祓い」が始まります。場所は同じなので一気に見ることが出来ます。

大人も顔負けのしっかりした子供神輿と、可愛らしい子供の担ぎ手で賑わっています。

5月4日には太鼓町内巡りもあります。氏子の各町内で担当の太鼓が巡ってから、17:00には大太鼓の競演が始まります。大太鼓を見たいなら大鳥居前に行ってみましょう。

その後、18:00になると旧甲州街道で「山車巡行」が始まります。たくさんの山車を見学したい人にはオススメです。

5月5日14:00ころから「太鼓送り込み」があるので大国魂神社の境内に行ってください。迫力満点の太鼓打ち合いが見ものです。

その日の18:00から「神輿渡御」があって、花火と同時に太鼓が打ち初めになります。太鼓6張が8基の神輿を先導するのが一番盛り上がります。

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最終日の5月6日の16:00に「神輿還御」があり、御神輿が町内を巡ってから神社に帰ってきて宮入をします。大國魂神社の境内に神輿が戻り、お祭りが終わりとなります。

4日間に渡って行われるくらやみ祭の中から好きなものを選ぶときの参考にしてみませんか?

周辺情報その壱 くらやみ祭では交通規制に注意しましょう

くらやみ祭がある大國魂神社は電車で行くなら京王府中駅を初めとして最寄駅が多いためアクセスが良い立地です。

東京駅からでも50分程度の時間があれば十分でしょう。

車で行こうと思っているなら祭り期間中の交通規制に注意してください。5月3日~6日の4日間で交通規制の範囲が変わりますので事前のチェックをしましょう。

3日~5日の間は9:00~22:00まで市役所東玄関前が臨時駐輪場になっているのと、4日と5日のみ府中駅南口市営駐車場は周辺道路通行止めで利用できません。

他の日に南口市営駐車場を利用するとしても収容台数が425台までなので早めに入った方が良いでしょう。ちなみに有料駐車場なので初めの1時間で400円、30分ごとに200円が加算されます。

徒歩でも5月5日は17:00~19:00に御神輿が通るので東西の鳥居から入れなくなるなど、事前に知っていないと不便な情報もあります。

毎年70万人以上の人出がありますので、車だと渋滞に巻き込まれたり駐車場に入りきれないかも…と思っていた方が計画を立てやすいですよ。

周辺情報その弐 くらやみ祭に行ってお腹が空いたときのオススメグルメは?

大國魂神社の境内にも、くらやみ祭期間中に屋台が出ますので、お祭りの雰囲気を楽しむのにも良いですが5月3日~5日までがメインです。

時間帯は10:00~21:00頃で、遅い時間になるとしまっている屋台が増えていきます。

もし、夜遅くにお腹が空いたときには周辺の飲食店も充実していますので、いくつかご紹介しましょう。

府中に本店がある「モランボン」は焼肉屋さんとして1972年から営業しています。少し値段が高く感じるかもしれませんが、170席あって余裕があります。

ラーメンなら地元で13年間愛されている「いつみ屋」のワンタン麺が人気ですね。780円と手ごろな値段ですが9席しかないので混んでいるかもしれません。

古民家風の内装になっている「武蔵野うどん」は、讃岐うどんの様にコシが強くて美味しいと言われていますね。トッピングの種類も多くて子供連れの方も安心していける雰囲気が良いです。

ただ、夜遅い時間ですと居酒屋の雰囲気が強く感じられるようなので、早めの時間に利用したほうが良いのかもしれません。

まとめ

大國魂神社のくらやみ祭は、4日間に渡って盛り上がる神事です。

山車や太鼓、御神輿などたくさんのイベントがありますので、出来れば通しで見たいお祭りになっています。
屋台では祭りの雰囲気を楽しめますのでお子さんを連れて行っても飽きることがありませんし、周辺には飲食店も充実しています。

歴史のあるお祭りを通して府中の良さが味わえます。

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