お鍋で楽しむ1週間!手抜きの様で手抜きじゃないラインナップ
秋から冬にかけてはお鍋の季節ですね。
簡単だし洗い物も少ないので、ついつい回数が多くなります。
でも、毎日同じ味付けだと「飽きた!」と家族からも言われてしまいますので、お鍋で1週間を過ごすにもこんなにバリエーションがあると言うことをご紹介しますね。
<DAY1:スタンダードに楽しむ醤油ベースお鍋>
お鍋はスタンダードなものから始めたいですね。
まずは「醤油ベースの鶏鍋」からです。
用意するのは、次の材料です。
・鶏もも肉 2枚
・だしの素 小さじ2
・醤油 お玉3杯
・酒 お玉2杯
・みりん お玉1杯
・砂糖 大さじ2
・お好みの具材と多めの長ネギ
作り方も簡単で材料を食べやすい大きさにカットしておき、土鍋には半分の水を入れて沸騰させます。
先に鶏肉を入れてだしが出る様にしますけど、柔らかくなるのに時間がかかる野菜は同じタイミングで入れておきます。
鶏肉に火が通ったら、他の具材もキレイに並べて入れて煮込むだけです。
☆お鍋の〆には、おそばやそうめんがオススメです。
☆栄養ポイント・・・鶏肉は良質のタンパク質が取れるので、女性のお肌にはオススメです。入れる野菜で他の栄養成分が変わりますが、食物繊維が豊富になります。野菜が高いので、ネギをたくさん入れるなら、冷凍の刻みネギを使った方が安くなりますね。
<DAY2:味噌ベースならモツ鍋がGood!>
2日目のお鍋には、ちょっと変わり種を一回挟みましょう。
お味噌ベースのもつ鍋が良いですね。
モツの下処理が面倒だという人も多いですが、焼き肉用の味付けモツを使うと、味も染みこんでいて簡単です。
材料は次の通りです。
・味付けモツ(冷凍) 1袋
・白菜 1/4
・ネギ お好みで(多めの方が美味しい)
・しめじorまいたけ 1袋
・糸こんにゃく 1袋
・鶏がらのスープ 小さじ4
・酒 50cc
・醤油 大さじ1
・味噌 大さじ3
・水 4カップ
作り方は、先に味付けモツを解凍して、余分な汁はざるで切ります。
土鍋に水を入れて湯気が立ってきたらモツを入れます。
調味料は分量をご紹介していますが、味付けモツからも味が出ますので、味見をしながら調整して下さい。
後から野菜を入れるので、少し濃い方が良いですね。
モツに火が通ったら野菜をいれます。
糸こんにゃくは、ざるで湯通ししてから入れます。
☆お鍋の〆は、ちゃんぽん麺がオススメです。
☆栄養ポイント・・・モツは噛む回数が増えるので、食べる量を減らせますし、糸こんにゃくもカロリーゼロなのに腹持ちが良いですね。コラーゲンも取れるので冬の美肌にはオススメです。マイタケもダイエット効果があるので、太りやすい寒い時期に良いお鍋ですよ。
<DAY3:簡単お手軽な海鮮鍋>
お肉系が続いているので、ここで海鮮のお鍋をご紹介します。
あっさり食べられて簡単に作れますよ。
材料は次の通りです。
・海藻類 200g
・魚介 400g(たら、えび、ほたて)
・白菜 1/4
・長ネギ 1本
・豆腐 1丁
・市販の寄せ鍋つゆ
作り方は、魚と野菜を食べやすい大きさに切り分け、エビは背わたを取るなどの下処理をしておきます。
海藻類は水で戻して水分を切っておきます。
豆腐も1口大に切っておいて下さい。
後は土鍋に寄せ鍋のつゆを入れて、具材をキレイに並べたら煮込んで完成です。
☆お鍋の〆は、おじやがオススメです。溶き卵を入れても良いですね。
☆栄養ポイント・・・魚介の下ごしらえ場面倒な方は冷凍のミックス魚介があるので、代用しても良いと思います。ご家庭で冷凍するのとは違って、専用の冷凍庫で凍らせているため売っているものの方が栄養価も高いですよ。時期になるとたらも高いですし、それぞれ揃えるのは大変なので冷凍ミックス魚介は家計にも優しいですね。
<DAY4:和風に飽きたら韓国風で!>
和風の味付けにも飽きてくると思いますので。韓国風でキムチチゲ鍋はどうでしょう?
4日目のお鍋で少し飽きた気分が変わります。
材料はたったの4つ。
・白菜のキムチ 200g
・豚肉 200g
・水 少々
・キムチ鍋のつゆ 1パック
作り方も簡単で20分くらいで出来ますね。
まず、豚肉は小さめで1cmの幅に切っておき、お鍋のキムチ鍋のつゆが沸騰したら入れます。
同じタイミングで白菜のキムチも入れて、お肉に火が通ればOKです。
味が濃いかも知れないので、お水で調整した方が良いですよ。
☆お鍋の〆は雑炊がオススメです。冷麺があれば〆にも良いですがわざわざ買わなくても良いと思います。
☆栄養ポイント・・・カプサイシンで体が温まるので冬にはベストですね。豚肉はビタミンB群が豊富で疲れた体を労ってくれますよ。
<DAY5:安くて栄養満点のキノコが盛りだくさん!>
野菜が高騰している中でも、キノコは優等生の値段ですね。
そこで、キノコが盛りだくさんの寄せ鍋にしてみませんか?
材料は次の通りです。
・マイタケ、エリンギ、エノキ、椎茸 各1パック
・白菜 1/4
・人参 1/2本
・水菜 1/2束
・寄せ鍋のつゆ 1パック
作り方は、キノコ類を食べやすい大きさにカットするところから始めます。
人参も1口大に切って、火が通りにくい時は電子レンジで軽く蒸しておきましょう。
土鍋に寄せ鍋のつゆを入れて沸騰したらたら、先にキノコ類を入れて下さい。
白菜の芯の部分もキノコと同じタイミング出入れます。
再沸騰してきたら人参と白菜の葉先を入れて、最後に水菜で彩りを加えたら完成です。
☆お鍋の〆には、うどんがオススメです。うどんも少し煮込んだ方が味が染みて美味しいですよ。
☆栄養ポイント・・・キノコ類は食物繊維が豊富です。運動不足になりがちな時期には、体重を増やしすぎないためにキノコ類がオススメです。肉や魚がないので物足りなく見えるでしょうが、十分なボリュームがあるのも良いですね。
<DAY6:オシャレなトマト鍋もオススメ>
トマト鍋もだいぶ前から流行っていますね。
彩りも良く野菜が多く取れるので、採取美に向けて良い鍋だと思います。
材料は次の様になっています。
・トマトカット缶 1缶
・ニンニク 10g(チューブOK)
・水 450cc
・スパゲティー 好みで
・キャベツ 1/3玉
・人参 1/2本
・タマネギ 1/2コ
・ブロッコリー 1/2株(冷凍野菜OK)
・セロリ 10cm
・ベーコン 4枚
・めんつゆ 50cc
作り方はシンプルです。
水とめんつゆを土鍋に入れて煮立たせてから、トマトカット缶をザッと混ぜます。
再沸騰したら、人参やセロリ、ブロッコリーの様な火が通るのに時間がかかる野菜を入れて、時間差でキャベツを入れます。
野菜は何でも良いですし、冷凍野菜でも簡単にできますよ。
仕上げにベーコンを入れますが、フライパンでカイリカリにするとアクセントになりオススメです。
☆お鍋の〆はスパゲティーが良いですね。調理師始めからお水に麺をつけておくと、〆の頃には水分を吸ってゆで時間を短く出来ますよ。
☆栄養ポイント・・・かなり多くの野菜で水に溶けやすいビタミンBやCも残さず取れます。トマトのリコピンはダイエットにも美肌にも良いと言われるのでオススメです。野菜の種類は多い方が良いですが、値段も高いので冷凍野菜も上手に使ってリーズナブルにしましょう。
<DAY7:栄光の最終日!安上がりすき焼き!>
お鍋7DAYS!の最終日を華々しく飾るには、やっぱりすき焼き!とは思いますが、購入なお肉を買うのは気が引けると思います。
それを解決するのは肉団子を使ったすき焼きですね。
材料は次の様になります。
肉団子の材料として、
・鶏挽肉 300g
・生姜 15g(チューブOK)
・長ネギ 35g
・卵 1コ
お鍋の具材として
・エノキ・椎茸 各100g
・長ネギ 1本
・木綿豆腐 1丁
すき焼きのたれとお水は好みで調整
作り方は、肉団子を作る以外は、普通にすき焼きと同じ方法で構いません。
肉団子は、鶏挽肉と生姜、長ネギをみじん切りにして卵を混ぜます。
粘りけが出るまで練って、具材の豆腐を1/4だけ水切りして混ぜ込むだけです。
鍋にすき焼きのたれと水を用意して、少し煮立ったら形を整えた肉団子を入れます。
火が通ったら野菜を入れて、味見をしてOKなら完成です。
☆お鍋の〆はうどんがオススメです。
☆栄養ポイント・・・ビタミンC以外の栄養がバランス良く取れますので万能鍋と思って良いですね。すき焼きは気分も上がりますので、最終日に良いと思います。挽肉は牛豚合い挽きでも良いですが、鶏肉の方がヘルシーであっさりしています。
<まとめ>
寒い時期に出番の多い鍋料理ですが、野菜が高くて大変ですね。
実はご家庭で冷凍した野菜より、売っている冷凍野菜の方が安くて栄養価が高いそうです。
専用の冷凍庫で一気に冷やすので、栄養が損なわれないと言う栄養士の話もあります。
高い生野菜を買ってこなくても冷凍野菜で代用した方が、安くて栄養価のある美味しい鍋が楽しめますよ。
節約するにもお勧めの方法なので、「ちょっとお財布が厳しいな・・・」と言う時に試してみて下さい。
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