夏のツイード素材のアイテムはどの時期まで使える?
冬のイメージが強いツイード素材のファッションアイテムは、「サマーツイード」と呼ばれる春夏向けのアイテムも存在します。
独特の風合いが魅力的なツイードですが、”いつまで着ていいの?”と疑問を抱きやすいアイテムのため、季節感がふさわしい時期についてまとめてみました。
ツイード素材とは?
ツイード素材とは、目の粗い厚地の生地の事で、使用する糸の違いによって春夏用、秋冬用のツイードが存在します。
そのため、どの時期まで使えるのか?と悩んでいる方は、まずは春夏用と秋冬用の素材による違いをチェックしましょう。
コットン、リネン、綿麻なら春夏、ウール、カシミヤ、アンゴラなら秋冬といったように使用される糸によって季節が異なります。ちなみにポリエステルやレーヨンは、裏地にもよく使われる素材で、通年利用されています。
フォーマルシーンで使う夏ツイードの時期
入園入学シーズンには、フォーマルスーツとしてサマーツイードを使用したワンピースやセットアップが登場します。パステルカラーの明るいサマーツイードは、おめでたい席である入学入園での装いにはピッタリの服装です。
また、サマーツイードのジャケットを羽織るだけでも、コーディネートにきちんと感が出るので、簡単な食事会などにも着ていけるため、1着持っていると重宝します。
基本的には、フォーマルなシーンはジャケットの着用や肌の露出がNGとなりますので、サマーツイードなら、夏の時期でも着用がOKです。
しかし、日本は湿度が高く、ツイード生地はどうしても通気性が劣るため、綿麻のジャケットなどを着用した方が、着心地も快適で見た目にも軽やかな印象を与えます。
カジュアルシーンで使う夏ツイードの時期
カジュアルなシーンに使える夏ツイードアイテムが増えています。
気温が高い時期に着用するなら、明るいカラーでラメ入りのものなら、軽やかに見せることができます。
セットアップや長袖のデザインなら、4月下旬頃までの着用が良いでしょう。
5月に入ると気温が上昇するので、遅くとも6月の衣替えのシーズンに合わせて切り替えるようにしましょう。
真夏の時期は、サマーツイードとはいえ、生地が厚く見えるようなら着用を控えるべきです。反対に、残暑が残る「秋口」である9月~10月に着用するのもおすすめです。
まとめ
使える時期が短いと思われがちな夏用のサマーツイードですが、春夏ではなく、秋にも使えますので、気温を確認しながら季節感のあるコーディネートを作りましょう。
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