アメリカンコーヒーとアメリカーノの違いとは?
ブレンドコーヒーやエスプレッソコーヒーと並んで人気が高い「アメリカンコーヒー」は、コーヒーショップの定番メニューの一つです。しかし、意外と誤解されやすいドリンクなことをご存じですか?
似ているけれど全然違う、アメリカンコーヒーとアメリカーノの違いについてまとめてみました。
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<アメリカンコーヒーとは?>
アメリカンコーヒーは、ブレンドコーヒーやエスプレッソコーヒーと比べてコーヒーの色が薄いことから、コーヒーをお湯で薄めることでアメリカンと思っている方も多いのですが、これは大きな間違いです。
アメリカンコーヒーとは、浅く焙煎したコーヒー豆を使用したコーヒーのことで、色が薄く見えるのは浅煎り豆を使っているからです。
シナモンローストやミディアムローストは、苦味が低く酸味が強めとなります。そのため、深煎りのエスプレッソと比べて飲みやすいと感じる方が多いのですが、薄いコーヒーがアメリカンというわけではありません。
しかし、アメリカンコーヒーは、1970年代頃にお湯割りという認識が広まってしまったため、店舗でもドリップコーヒーにお湯を入れたものが提供されるケースもあります。
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<アメリカーノとは?>
アメリカーノとは、エスプレッソコーヒーにお湯を注いだもので、アメリカンコーヒーとの違いは、使用している豆の違いがあります。
アメリカンコーヒーでは浅煎りの豆を使用していますが、エスプレッソコーヒーをベースとするアメリカーノでは、深煎りの豆を使っています。
エスプレッソ特有の苦みがお湯を注ぐことで和らぎ、コーヒーの深い香りを楽しみながら、スッキリとした後味であることがアメリカーノの魅力です。飲みやすさとコーヒーの味わいを楽しめるというメリットから、甘味料を加えずにブラックで飲む人が多いコーヒーです。
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<まとめ>
アメリカンとアメリカーノは、ネーミングは似ていますが、飲み比べてみると異なる味わいとなります。同じコーヒー豆の種類でも、ローストの製法によっても味や風味が大きく異なりますので、好みの製法を見つけることもコーヒーの奥深さの一つです。
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