北欧食器ブランドおススメの7選
北欧食器は、機能性とデザイン性に優れています。
毎日のテーブルコーディネートを素敵に彩ってくれるだけではなく、自然と毎日使いたくなる実用性も魅力的です。
自分用に。プレゼント用に。
色々なシリーズを揃えたくなる素敵な北欧食器の中から、おすすめの人気ブランドを7つご紹介しますね。
カルティオのマウスブロー
イッタラ社で販売しているコレクションの中でも人気が高い「カルティオ」は、フィンランドを代表するデザイナー“カイ・フランク”が1958年に発表したシリーズです。
グラスのスタンダードと言われるほど、カルティオのデザインはシンプルで普段使いに最適なグラスです。自然界に存在する色をグラスカラーに取り入れたカルティオは、ガラス製品でありながらも温かみを感じる風合いが魅力的です。
ところが、残念ながらカルティオのマウスブローシリーズが2013年に生産が終了となりました。生産終了にともない、ファンの間ではネットショップでの注文が殺到したため、相次いで商品が完売してしまいました。
現在は、一部のカラーが手に入ることもありますが、なかなか在庫を見かける機会が少なくなってしまいました。イッタラでは人気アイテムであっても生産終了となる場合があるので、アイテム欲しいと思った時には早めに手に入れるのが鉄則とも言えます。
カルティオのマウスブローとよく似たタンブラーは健在ですが、マウスブローの特徴である薄いグラスは、ガラスの繊細な美しさを映し出していましたので、生産終了に惜しむ声も多いですよね。
実は、カルティオのグラスを彷彿とさせる製品は、色々なショップで販売しています。
しかし、本物のカルティオを手にすれば、その見た目の美しさも去ることながら、手に持った時の馴染みの良さや使い勝手の良さに、生活に密着したグラスとして無くてはならない存在となります。
ロールストランドのモナミ
北欧食器で人気の高いロールストランド社の「モナミ」は、スウェーデンのデザイナー“マリアンヌ・ウエストマン”がデザインを手掛けました。
フランス語で“友人、恋人”を意味するモナミは、蝶々が羽ばたいているかのような花模様が描かれており、女性デザイナーらしい可憐で可愛らしいコレクションとなっています。
スウェーデン王室御用達ブランドとして創業されたロールストランド製品の中でも、モナミは代表的なコレクションの一つであり、現在でも白地に深いブルーで描かれたモナミは、上品で洗練された北欧食器として多くの人々に親しまれています。
1951年に発表されてから、モナミは80年代に一度は廃番となってしまいましたが、近年になってからモナミの生みの親であるマリアンヌ・ウエストマン自身の手によって、現代の生活を考えたリ・デザインの新しいモナミのコレクションが登場しました。
そして、リ・デザインの生産により、モナミの製品を手に出来る機会が増え、新たなファンを増やしています。
モナミのコレクションは、プレート、ボウル、マグ、ティーカップなど、幅広い製品がラインナップしていますので、テーブルコーディネートをモナミで揃えてみるのも素敵です。
モナミの言葉の意味のように、大切な友人や恋人との楽しい食事の時間に特別な器で彩れば、より贅沢な時間を過ごすことが出来ます。
ただ料理を盛り付けるための器ではなく、幸せを運んで来てくれる北欧の食器。
モナミのテーブルウエアは、そんな想いを感じさせてくれる最高品質の食器です。
イッタラ社のタピオのグラス
ガラスデザインの歴史が深い北欧で誕生した「タピオ」は、フィンランドデザイン界の天才と呼ばれる“タピオ・ウィッカラ”が1952年に発表した作品です。
数多くのデザインが生み出されたミッドセンチュリー期において、タピオは1951年のミラノ・トリエンナーレにて、3部門で金賞を受賞するという偉業を成し遂げました。
そして、瞬く間に北欧の代表的なデザイナーとしてタピオは名を連ね、現在でも彼が残した作品の多くは、ヴィンテージ品として価値を生み続けています。
氷、水、木、木の葉など、北欧の自然をモチーフとした彼のデザインは、大胆さと繊細さを持ち合わせた作品が並びます。現在、イッタラ社より販売されているタピオのグラスも、木の葉に付いた滴のような美しい煌めきがあり、飲み物を注いだ時に爽やかな清涼感が引き立つデザインとなっています。
グラス底に浮かび上がる気泡は、子供の頃に飲んだラムネ瓶の中のビー玉を見た時のような不思議なときめきがあり、日本人にとっては何処か懐かしさを感じさせてくれるデザインであることもタピオの魅力です。
程良い重心の重さが安定感を生み、タピオは見た目以上に使いやすく、ビールやワイングラスとしてペアセットでの販売もあるので、プレゼントとしても最適な商品です。
結婚、新築、昇進、誕生日、クリスマスなど、年齢や性別を問わず楽しめるシンプルなクリアなデザインなので、大切な人への贈り物用として購入する方も多いグラスです。
グスタフスベリのベルサ
北欧食器らしさが漂うグスタフスベリの「ベルサ」は、スウェーデン語で“葉”を意味しています。ベルサは名前の通り、左右対称に描かれた葉模様の深いグリーンカラーが印象的なコレクションです。
ベルサは、スウェーデンを代表するデザイナーの“スティング・リンドベリ”がデザインを手掛けました。1960年~74年にかけて制作されたリンドベリの作品の中でも、ベルサは最も人気が高いシリーズであり、グスタフスベリの代表的な作品でもあります。
白磁器に葉を描いた非常にシンプルなデザインですが、一切のムダがない完璧なデザインのベルサは、ずっと見ていても飽きることのない可愛らしさと美しさに満ちています。
グスタフスベリは、現在HPF iグスタフスベリ社という名で、テーブルウエアや花瓶などを生産しています。
ミッドセンチュリー期に誕生した作品の復刻モデルにも力を入れており、ベルサシリーズの生産も行っています。アンティーク食器としての人気も変わりませんが、復刻モデル盤の製品の方が価格帯は手頃になります。
ベルサは絵画のように飾っておくだけでも絵になる作品ですが、実際に使用してこそ食器としての素晴らしさを改めて感じることが出来ます。
復刻モデルは、ミッドセンチュリーの時代の製造方法や、当時の原料を最大限に使っていますので、当時の作品と非常に近い形に仕上がっています。色ムラやプリント剥げ等があるのも、昔ながらの製法の持ち味として楽しみましょう。
ムーミンシリーズが大人気!アラビア
1873年に誕生したフィンランドの名窯「アラビア社」では、デザイナーたちの感性が自由に表現された芸術性の高い食器が生み出されています。
パラティッシ、トゥオキオ、ムーミンシリーズなど、北欧食器を代表するアイテムを取り扱う人気ブランドのため、限定商品などは直ぐに完売してしまいます。
カラフルでポップなデザインが多く、華やかなテーブルコーディネートが楽しめます。
ヴィンテージ品も魅力的!イッタラ
1881年にガラスメーカーとして誕生した「イッタラ」は、世界中にヴィンテージ品の愛好家を持つほどの人気ブランドで、職人が作り出すガラス製品の美しさは観賞用としても十分に楽しめます。
伝統的なクラフトマンシップを継承した実用的で美しいデザインがイッタラの特徴であり、カルティオ、ティーマ、カステヘルミなど、シンプルでありながらも繊細さを感じる美しい食器たちがラインナップしています。
デンマーク王室御用達!ロイヤルコペンハーゲン
デンマークの陶磁器メーカーであるロイヤルコペンハーゲンは、デンマーク王室御用達ブランドでもあります。
デンマークの公式晩餐会でもロイヤルコペンハーゲンの食器が使用されている正統派の食器ブランドのため、日本では結婚式のお祝いのプレゼント品としても人気があります。
上品で洗練された美しいブルーが特徴で、優雅なティータイム用の食器などにおすすめです。
まとめ
北欧食器は、日本の家庭料理との相性も良いので、プレートは煮ものや炒め物用のお皿として使えます。人気ブランドの北欧食器を使って、いつもの料理を美味しく演出しちゃいましょう!
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