アルネ・ヤコブセンのセブンスチェアは選ぶ人の個性が出るので面白い

公開日:  最終更新日:2015/01/07

アルネ・ヤコブセンのセブンスチェアは、フリッツ・ハンセン社の協力のもとに誕生しています。美しいデザインがあっても、設計通りの形に仕上げるための優れた職人がいなければ実現することはありません。

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セブンスチェアは優れた技術と厳しい品質チェックで仕上げられている

セブンスチェアが誕生した頃のフリッツ・ハンセン社では、全てが手作業で行われていました。クラフトマンシップの高い職人達によって、ヤコブセンのセブンスチェアは制作されていたのです。

1920年代に、フリッツ・ハンセン社ではスチーム加工による曲げ木技術を確立し、優れた技術力持つ会社として成長しました。現在も、機械だけに頼るだけではなく、人間の目と手によって厳しい品質チェックが行われていますので、セブンスチェアの品質は最高級の仕上がりです。

セブンスチェアのカラー塗装には、「ラッカー・ペインテッドビーチ・カラードアッシュ・ウッド」の4段階に分けられており、好みの風合いからセレクトすることが出来ます。
ラッカーは、木目が見えなくなるまで塗り重ねたもので、ウッドになるほど木目を活かした仕上がりとなっています。

バリエーションカラーが豊富にあるので、カラーや塗装の仕上がりを変えるだけで、全く異なる雰囲気が楽しめます。そのため、イエローやレッドといったポップなカラーから、天然の材木のカラーを活かしたメープル、オーク、ウォールナットといったナチュラルカラーまで、選ぶ人の個性が出るところもセブンスチェアの面白みでもあります。

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アルネヤコブセンのセブンスチェアの座り心地

デンマークを代表するデザイナー“アルネ・ヤコブセン”が手掛けた「セブンスチェア」は、世界で初めて背もたれと座面を一体化させた三次元曲面を実現させた「アントチェア」の後継ぎモデルとして1955年に誕生しました。

アントチェアから3年あまりの歳月をかけて開発されたセブンスチェアは、座面部分が広々としており、お尻をすっぽりと包みこむような丸みを帯びています。そして、背もたれ部分は体のラインに沿っているため、寄りかかった時に自然なしなりを生む設計になっています。

計算されたフィット感が柔らかな座り心地となり、セブンスチェアは長時間座っても苦痛を感じません。
また、9枚の薄い積層合板で構成されたセブンスチェアは、非常に丈夫で軽いという特徴を持っていますので、一生物の椅子として生涯に渡り愛用することが出来ます。

セブンスチェアは、世界的にも人気を博した作品のため、日本でもオフィスや公共の施設でも同じような椅子の形を見かけることがあります。しかし、似たようなフォルムをした椅子であったとしても、プラスチック製であったり微妙なしなりの違いによって、座り心地や耐久性は全く異なります。

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セブンスチェアを超える椅子は誕生していないと言われるほど、50年以上経った現在においてもヤコブセンのセブンスチェアは完璧な椅子として称賛され続けています。

どんなシーンでも不思議とマッチするセブンスチェアは、幅広い場で空間を彩る最高級のデザイン家具として楽しませてくれます。

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