初めて喪中はがきを出すけどマナーがわからない!失敗しない基礎知識

公開日:  最終更新日:2014/09/29

喪中はがきを出すのは頻繁にすることではないので、詳しいマナーや扱い方がちょっと心配。
一生に何回もあることではないのですが、失敗できないためマナーからしっかり確認しましょう。
送り先の範囲や文例などを参考にして、滞りなく済ませたいものですね。

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<喪中はがきは広く漏れのない様に送るもの>

今は、年賀状ソフトを使って住所録の管理をしている方も多いですね。
そのため、喪中はがきもご自分で印刷しようとするのではないでしょうか?

この時に困るのは、喪中はがきを送る範囲です。
ある程度の年齢になると、年賀状を出すことも負担になるため、人数を少なくして管理をしていると思います。
年賀状ソフトの住所録にデータがあるのなら、全員に喪中はがきを出しましょう。
関係の薄くなっている方でも、年賀状を送って下さる可能性があります。

いざ、届いてから「実は喪中でした」として寒中見舞いを出すのは失礼です。
先方にしてみれば、「なぜ事前に連絡しないのか?」と思いますし、中には腹を立てる方もいるでしょう。
喪中はこちらの都合ではありますし、後からお香典を催促する様で失礼に思いますが、喪中はがきでお知らせしない方が余程、失礼に当たるものなのです。

年賀状ソフトを利用していない方は、お手持ちの住所録に書かれている方全てに喪中はがきの用意をして下さい。

<喪中はがきにもマナーがある?失礼にならないには?>

喪中はがきを出す時にもマナーがあります。
業者に依頼しても、ご自分で送る時にも切手を貼りますが、「喪中はがき専用の切手」も郵便局で用意しています。
後で切手を貼るのなら、出来れば喪中用として用意した方が無難です。
また、最近ではカラフルな喪中はがきもありますが、幅広い年代の方に送ることを考えれば、モノトーンでしろ・黒・グレーと統一しているデザインを選んで下さい。
若い年代の方はあまり気にしませんが、年配の方は「喪中はがきに鮮やかな色を使うとは何事だ!」と送った方の品位を疑うケースもあり注意が必要です。

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<自分で作りたいけど文章に困ってしまった!そんな時の文例集>

ご自分で喪中はがきを作成するには、きちんとした文章も必要ですね。
しかし、何回も扱うものではありませんので、どの様に書いて良いのかがわかりません。

そこで文例をご紹介しますので参考にして下さい。

(文例1)亡くなった月と故人が誰かを示す時

「今年○月に○○が永眠しましたので、年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます。

今年中賜りましたご厚情を深謝いたしますと共に、来年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます。」

ここでは誰が亡くなったのかを明記します。
父・○○と言うように差出人との続柄と名前を入れるのが好ましいでしょう。

(文例2)亡くなった月も故人が誰かも示さない時

「喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます。

今年中賜りましたご厚情を深謝いたしますと共に、来年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます。」

関係の薄い方には、喪中である事実だけを伝える事になります。
ただし、分けて作るのは手間ですし、親族の分も考えるなら省略しているのは避けた方が良いかもしれません。

<まとめ>

喪中はがきのマナーや文例をご紹介しました。
その他にも注意点があり11月中旬から12月上旬には投函するものなので、早めに準備を始めましょう。
年賀状の受付は12月15日頃には始まりますので、手配が遅れると相手の方にもご迷惑ですね。

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