ルイスポールセン社のAJフロアランプについて
デンマークを代表するデザイナーである“アルネ・ヤコブセン”は、建築や椅子の作品でも有名ですが、1959年に「AJフロアランプ」の照明器具を誕生させています。
AJフロアランプは、スワンチェア、エッグチェアと同様に、コペンハーゲンのSASロイヤルホテルのためにデザインを手掛けたものです。
<アルネヤコブセンのAJフロアランプ>
円と直線を組み合わせた独特AJランプのフォルムは、ヤコブセンの建築デザインにも共通しているポイントです。円筒状のシェードは、明かりを灯した時に光の広がりを計算して作られているので、スッキリとしたシンプルな大きさながらも、AJランプは比較的明るめの照明となっています。
また、AJフロアランプはシェード部分が90度に上下することが出来ます。
角度を好きな箇所で固定すれば、欲しいところに的確なランプの光が届きますので、読書の時間も、落ち着きのある光でゆったりと過ごせます。
洗練されたスタイリッシュなデザインの照明器具として、世界中で愛されているAJフロアランプは、50年以上前に作られたランプでありながらも全く古さを感じさせません。
時代を超えたデザインの美しさがあり、これからも長きに渡り使い続けていくことが出来る照明器具です。
不思議とどんな部屋にもマッチするので、アンティークな部屋もモダンでシックな部屋にも、AJフロアランプはしっくりと馴染みます。
毎日の暮らしの中に、こだわりのランプを取り入れれば、これまで以上に安らぎのある上質な時間を味わうことが出来ます。
<AJフロアランプ50周年記念モデル>
デザインの世界に多大な功績を残した“アルネ・ヤコブセン”が手掛けた「AJフロアランプ」は、ポールへニングセン等のデザイナーズ照明で有名な“ルイスポールセン社”から販売されています。
建築、家具、照明、テキスタイルと幅広いデザインを手掛けてきたヤコブセンが生み出したAJランプシリーズは、SASロイヤルホテルのために作られたランプを一般にも楽しめるよう既製品化されたものです。
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見た目のデザインと照明器具としての機能性が優れた作品として、半世紀以上に渡り愛されるAJフロアランプは、左右非対称の円筒状のシェードが特徴的ランプです。
当初、ホワイト、ブラック、グラファイトグレーの3色展開で販売されていましたが、2010年にロイヤルホテルが50周年を迎えたことを記念に、新しいカラーが加わりました。
新たに加わったカラーは、1809 イエロー・グリーン、1806 レッド、1805 ペトローリアム、1810 グリーン・ブルー、1808 サンドの5色で、いずれのカラーもヤコブセンが建築家として設計した色調が基となっているため、ヤコブセンらしさを感じる仕上がりです。
ちなみにカラーのナンバーは、ロイヤルホテルの客室のルームナンバーを表しており、発売された2010年には18階の5部屋にて、新色のランプを使用したインテリアが展開されました。
予約時に指定して宿泊することが可能だったため、ヤコブセンのファンにとっては、彼の作品をより身近に感じ取ることが出来る企画でした。
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