おせち料理には子宝祈願の意味を持つメニューは?
おせち料理には祝い事に繋がる願いが込められているメニューがたくさん詰まっています。
健康だけではなく、子宝に恵まれる様にと願いを込めた由来を持つものもありますね。
料理の意味などを知ると、おせち料理を作るのも食べるのも楽しくなりますよ。
<なるほど!数の子を食べて子宝祈願>
数の子は魚卵の固まりですので、あの卵の多さを見ると子宝祈願の意味を持つのも分かります。
色合いも金色の様に見えますので、願い事が叶いそうですね。
子孫繁栄の意味もあって、子供に関わるお願い事とされています。
数の子の豆知識ですが、獲れたそのままの形で販売しているものと形を作っているものがあるのをご存じですか?
回転寿司では、形が整わないと見栄えが悪いので、一度、数の子をバラバラにして固め直しているものがあるのです。
味に変わりはありませんが、数の子にありがちなスジがなかったりします。
おせち料理用に買ってきた数の子を見ながら、ご家族で確認するのは面白いかも知れませんね。
<里芋はどうして子宝祈願に関係あるの?>
おせち料理では、お煮しめの里芋も子宝祈願の意味を持っています。
実は里芋の中でも八つ頭(やつがしら)と言う種類がおせち料理向けで、昔は芋というと八つ頭のことを言っていたんですね。
親芋と小芋がゴツゴツとついていて頭が8つある様に見えることから名前の由来になっていますし、子だくさんのイメージが強いと言う事なのです。
普段はスーパーでもあまり見かけませんが、おせち料理を作る時期になると見る機会も多くなりますよ。
<クワイは2つの意味で目出度い料理に使われる>
クワイは芽が出るので語呂合わせで祝い事に使われることがあります。
出世の意味合いがあったり、小球がたくさん取れる植物なので、そこから子宝に恵まれるという意味も持つ様になりました。
中華料理用として水煮の缶詰が販売されいていますが、お正月に使うクワイの種類とは違います。
本格的なおせち料理にしたいなら、お正月前にスーパーでも販売される青クワイを使う様にして下さい。
お煮しめにするときに芽が邪魔に見えるでしょうが、芽がないと祝いの意味が損なわれますよ。
<まとめ>
おせちで子宝祈願の料理を見てみると、今まで知らなかった野菜の話もあって興味深いですね。
地域によっては色と意味合いからイクラをおせち料理に添えたり、魚卵系には子だくさんの意味が込められます。
味の濃さを調整すると栄養バランスも整っているので、妊活を始めようとする人の体にも、おせち料理はオススメですね。
Your Message