節分も起源や由来が分かると気持ちが改まる

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節分にはどんな由来があるのでしょうか?

また鬼を追い払うのに、なぜ豆まきをするのか?

こんな疑問が解決出来ると納得しながら伝統行事に参加することが出来ます。

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節分が始まったのは、ものすごく昔だった?

節分の始まりは706年、文武天皇の時代からだと言われています。

宮中行事の一環で、季節の変わり目には邪気(鬼)が出るので、これを払うためのものとして始まったんですね。

邪気というのは、体の不調のことでもありますし、寒い時期には気分の落ち込みが出るので心不調も表しています。

立春節分では、その前日までが大寒となっていて寒いですし、体の変調が出やすい時期でもあります。

「気をつけましょう」という注意喚起と共に、栄養のあるものを食べるお知らせのような行事なんですね。

鬼はマメで追い払う事なんて出来るの?

豆まきをして鬼を払うのは当たり前のようにしていますが、「鬼に対して豆では戦闘力が低い」とお子さん達から言われそうですね。

古くから穀物の生命力で邪気を払うことが出来ると言われてきましたし、魔滅(まめ)と言う意味も込めて、豆まきをしています。

かなり昔ではお米なども巻いていたようですが、片付けるのも大変ですし、煎った豆を福豆として使用するようになりました。

生の豆だと片付け損なって目が生えていたなんていうお話しもあるので炒り豆にしたのでしょう。

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一部の地域では、片付けやすいという合理的な理由で、落花生をからのままつかった豆まきもありますよ。

本来は、お清めやお祓いを受けた福豆を使うものだと言われています。

節分の豆は年の数だけ食べないとダメ?

節分では福豆を年の数だけ食べると良いとされていますが、これはどうしてなのでしょう?

昔からの言い伝えでは、その年に誕生日を迎える年齢の数だけ豆を食べると体の中に福(幸運)が入って無事に過ごせるとなっています。

そして、プラス1個を食べると体が丈夫になって良いと言う言い伝えもあります。

子供の頃は「足りない」と思ったものですが、その時でも高齢の祖父母が食べる数を見て「大変だなぁ」と思ったものでした。

福豆は炒っただけの大豆で美味しいものではありませんから、ムリをして食べる必要はないでしょう。

年の数だけ福豆を食べたと言う気持ちの上での安心感があるので、数が多すぎない年齢であれば良いのかなと思います。

まとめ

節分は古くから行われていた行事です。

現代とは少し事情は違いますが、今でも納得出来る話がたくさんあるものですね。

福豆はスーパーでも売られるようになって、中には小さなビニールにパッケージしたものがあるので、パッケージごと鬼にぶつけるユニークなご家庭もあります。

後で掃除・・・と考えると、大変なのも分かりますから、現代風アレンジなのかも知れませんね。

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