栃木の紅葉おすすめ穴場スポットまとめ
関東でも屈指の紅葉スポットとなっている栃木県ですが、日光や那須塩原の手間に位置する「益子・真岡」付近は、穴場とも言える紅葉スポットです。人気の観光地と比べて独特の静けさがあり、大自然と昔ながらの風景が楽しめる素敵な場所が満載です。
また、栃木県の日光市では、9月から紅葉が色付き始め、11月上旬頃まで色鮮やかな景色が楽しめます。観光地としても見どころがたっぷりの日光市で、紅葉がキレイなおすすめスポットをご紹介しますね。
真岡鉄道SLで行く蒸気機関車の旅
栃木県の真岡市は蒸気機関車が走ることでも有名です。
真岡鉄道は、茨城県の下館駅~栃木県の茂木区間を運行しており、毎週土日・祝日に1日1往復のみSLが運行しています。本数が少ないため、乗車時間に合わせた旅の計画が必要になりますが、一味違った気分で紅葉を楽しみたい方におすすめです。
※SLへの乗車は普通乗車券のほかに「SLもおか号整理券:大人500円、子供250円」が必要になります。また、SL以外の普通列車は、およそ40分間隔で運行しています。
おすすめの見どころスポット
●益子・西明寺
昔ながらの茅葺屋根が残る西明寺は、国指定重要文化財でイチョウやモミジの葉が色付きます。また、益子焼など陶芸の町としても人気があるので、秋の陶器市に合わせて行けば、各種イベントが開催され、紅葉の中素敵な焼き物に巡り合う事ができます。
●那珂川・烏山大橋
益子から北に進むと那須烏山市に入ります。
「関東の嵐山」と呼ばれるほど紅葉が美しい地域で、那珂川と山々の景色が一望できる烏山大橋は、人気のビュースポットとなっています。
●茂木・鎌倉山
茂木町の鎌倉山は216mの小さな山ですが、10月下旬~12月中旬の紅葉の季節には、那珂川の川霧によって雲海を望めることが出来るので、幻想的な景色を見たい方は早朝に訪れるのがおすすめです。車で頂上まで行くことができる気軽さも魅力です。
日光の紅葉なら奥日光がおすすめ
日光の紅葉にお出かけするなら、奥日光がおすすめです。
「いろは坂→華厳の滝→中禅寺湖」の黄金ルートは、日光の観光には欠かせないメジャースポットですが、周辺にも絶景スポットが数多く点在する地域のため、シーズン中は多くの人が賑わいます。
●いろは坂
国道120号線の坂道にある「いろは坂」は、第一いろは坂と第二いろは坂の2つの坂を合わせると48ものカーブがあり、日本の道100選にも選ばれています。目的地に到着するまでの間にも、紅葉の景色を十分に楽しむことができるので、ドライブコースとしても大人気です。
第二いろは坂には、「明智平」と呼ばれる駐車場があるので、休憩をしながら展望スペースでゆっくりと眺望することが出来ます。
●華厳の滝
48もの滝がある日光で、最も有名な「華厳の滝」は、高さ97メートルの岩壁から落下する壮大な滝の景色と、滝を囲む美しい紅葉の景色を眺めることが出来ます。
迫力のある自然の雄大な景色は、是非とも立ち寄っておきたいおすすめスポットです。
料金:大人550円、小学生330円
●中禅寺湖
中禅寺湖周辺には、カエデ、ウルシ、ブナ、カツラ、ミズナラ等があり、色付いた紅葉が湖面に浮かび、絵画のような風景を眺めることが出来ます。
遊覧船が運行しているため、優雅にクルージングを楽しむことも可能です。9月下旬~10月下旬頃には、もみじ廻りコースが運行されるので、湖上からの景色を見たい方におすすめです。
奥日光の滝を巡りながらの紅葉
中禅寺湖からちょっぴり足を伸ばせば、奥日光の滝巡りと共に紅葉を楽しむことが出来ます。
●竜頭の滝
「竜頭の滝」は、華厳の滝と並ぶ奥日光の代表的な滝のひとつです。
シーズンによってはライトアップもあるので、滝の周りを赤く染める紅葉を幻想的な風景で楽しめます。
●湯ノ湖・湯滝
中禅寺湖から戦場ヶ原方面へと向かった先にある「湯ノ湖」から流れ落ちる「湯滝」は、奥日光三名瀑の一つです。
まとめ
益子・真岡市周辺は、世界遺産がある日光の華やかな雰囲気とは違い、素朴で里山の秋の風景を見ることが出来ます。温泉の泉質も非常になめらかで「美人の湯」としても人気があるので、温泉にゆったりと浸かれる泊りがけの旅がおすすめです。
日光へのアクセス方法は、電車やバスを使って行くことが出来ますが、時間を気にせずに行動するなら車での観光がおすすめです。清々しい日光の秋の空気と絶景を味わいに行きましょう。
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