インフルエンザと風邪を見分けるポイントは?子供の症状も見分けよう

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流行する時期が似ているので見逃しがちですが、風邪とインフルエンザは治療方法も違いますね。
そこで、風邪とインフルエンザでは、どんな風に症状が違うのかをチェックしておきましょう。
どちらにしても早めに治療を始めた方が良いですが、病院に行ってからの対応も変わるので、わかる分は自分で確認しておくと安心です。

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<似ている症状でも風邪とインフルエンザではこんなに違う>

風邪とインフルエンザで感じる自覚症状はとてもよく似ています。
微妙な違いですが知っていると便利ですよ。

まず、風邪ですが、熱は38度程度までの微熱です。
そのため全身の筋肉痛や関節痛もあまりないですね。
鼻水は、最初サラサラですが、段々粘り気のある状態に変わっていきます。
くしゃみは出ることもありますが3回くらい続く感じです。
鼻づまりがあると何日間か続くでしょう。
のどが痛くて腫れてしまいます。
咳は数日間続きますね。

次にインフルエンザですが、熱は38度以上の高熱が出ます。
そのため全身の筋肉痛や関節痛も一気に悪化して、ひどく痛みます。
鼻水は後になるほどひどくなっていきますね。
くしゃみは人によって少し出る程度です。
のどの痛みや腫れも風邪よりひどく感じます。
咳はひどくて何日も続きますね。

かなり似通った症状ですが、インフルエンザの方が重症化して感じます。

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<初期症状から見分けたら直ぐにした方が良いこと>

風邪はゆっくりと症状が悪化して、インフルエンザは急激に悪化します。
そしてインフルエンザでは、感染してから48時間以内に治療を始めると、薬の効果も高いので、出来るだけは止めに病院に行きましょう。
病院には診断キットがあって、早い場合は15~30分程度で結果がわかるようになっています。
インフルエンザは専用の薬を使わなくてはいけないので、抗生剤では治療することが出来ません。
熱には解熱剤、痛みには鎮痛剤と言った様に市販の薬を使っても治す事は出来ないので、病院でインフルエンザ治療薬を処方してもらいましょう。
熱が40度に近いほど高ければ、他のことを確認するまでもなくインフルエンザを疑って下さい。
必ず病院では「インフルエンザかもしれません」と伝えると、他の患者さんの迷惑にならないように出来ますし、対応も早くなります。
小さなお子さんであれば尚更、早く治療を始めて欲しいと思うでしょうから、看護師や受付に伝えることは大事ですよ。

<小さなお子さんや高齢の方の症状をチェックするには?>

始めにご紹介している項目は「自覚症状」なので、子供や高齢の方では周囲にうまく説明できないこともあります。
熱は体温計でチェック出来るので誰にでもわかりやすいですね。
その他に「体がだるい?」とか「どこか痛い?」と効き方を変えることで、倦怠感と筋肉痛・関節痛を確認する事が出来ます。
この3条件が揃ったときには、直ぐに病院に行きましょう。
子供は重症化しやすい傾向があるので、お母さんは十分気をつけて下さい。
普段の生活で手洗いうがいをしっかりすることでも予防効果が高くなるので、楽しく出来る様にお子さんに教えて上げて下さい。

<まとめ>

見分けるのが難しい風邪とインフルエンザですが、11~3月の間で、40度近い高熱が出たときは、病院に行って検査をすることをオススメします。
子供や高齢者は、体力も免疫力も低下している可能性が高く、症状が悪化するので危険です。
早めに治療を始めると治しやすいので、医療機関への相談をしましょう。

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