札幌ライラック祭りとは?苗木の無料配布場所や上級者向けの楽しみ方

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札幌の市民の木でもあるライラックが満開になる季節、同じタイミングで花が咲き乱れます。

冬に閉ざされていた自然が一気に芽吹く中、爽やかな空気を感じながら、札幌の歴史や文化を楽しんでみませんか?

札幌ライラック祭りは見ても参加してもとっても楽しいお祭りですよ!

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ライラックは原生していた訳ではない!?

ライラックは冷涼地を好む花です。

そのため札幌には昔から原生していると思われていますが、実は海外から来たものだと言われています。

北星学園の創設者、サラ・クララ・スミスがアメリカから持ち込んだのが始まりで、札幌市内に植えられるようになりました。

気候としても合っていたようで1960年には市民投票で札幌の木に指定されるようになりました。

札幌ライラック祭りは時期を同じくして1956年から始まっています。

札幌大通公園では様々なイベントが開催されますので、好みに合わせた参加ができるのも嬉しいところです。

大通5丁目開場には、野点やキャンドル作り体験、似顔絵コーナーなど積極的に参加するのが好きな人にオススメのイベントが行われますし、大通6丁目会場では音楽祭や野菜・花苗の販売など見ることが好きな人にオススメのイベントを行います。

大通7丁目開場ではワインガーデンがありますので、北海道の食事と一緒に楽しいひとときが過ごせるでしょう。

2015年の開催期間は5月20日~31日までとなっています。

札幌ライラック祭りで注意したいこと

札幌ライラック祭りでの注意点をご紹介しますね。

中心部での開催になりますので、交通規制はないものの自家用車で行くのはオススメできません。

駐車場は点在していますが、車を止めてから歩くのに少し不便を感じると思います。

公共交通機関なら、札幌市営地下鉄大通駅から、5~10分程度しかかからないので便利でしょう。

また、リラ冷えという言葉があります。

リラとはフランス語でライラックのことを意味しますが、札幌ライラック祭りが開催される5月下旬に冷え込む時期がまだあるんですね。

札幌でもさすがに温かさを感じる時期ですが、東京の感覚で服を選ぶと肌寒さを感じると思います。薄手で構いませんので羽織れるものを持参した方が良いでしょう。

ライラックの苗木はどこで無料配布しているの?

また、札幌ライラック祭りの初日はライラックの苗木を無料で配布しています。

初めてお祭りに行く方が失敗するのは並ぶ時間が遅いことと場所を間違えることです。

苗木を配るのは大通6丁目会場で、時間は例年11:00からです。

9:00~10:00頃までに並んでいると早めに受け取ってお祭りに移動できます。

1つだけコツをご紹介すると、当日の天気が雨だと並ぶ人数が少なめになります。

これは雨だと寒くて並ぶ気にはならないからです。

ただ、晴れているとうららかな陽気の中で苗木プレゼントの列に並ぶ人が多くなります。

毎年1,000本前後は用意されていますが、2015年の配布本数も事前にチェックしましょう。

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札幌ライラック祭りに行ったらグルメにも満足したい

札幌ライラック祭りは、主に日中楽しんだ方が良いイベントが多いので、その他の時間にはグルメを満喫してみませんか?

お祭り当日の天気が良くないこともあるので、「ちょっと体が冷えた…」という人には、狸小路3丁目にある“ぽんぽこ亭”がオススメです。

道産食材にこだわってメニューの提供をしていますし、体が温まる鍋料理の種類が多いので地元からも愛されています。

お子さん連れでも気兼ねなくいける雰囲気が嬉しいですよ。

また、「せっかく北海道に来たんだし…」という人には “山小屋ジンギスカン麦羊亭”がオススメです。

狸小路2丁目にあって穴場になっていますし、食べ放題コースがあるのでリーズナブルです。

生ラムジンギスカンの食べ放題なら90分で2,500円、野菜やご飯も食べ放題です。

最後に、「北海道の野菜が食べたい」と言う人には“オーガニック野菜ダイニング粋Laboratory”が良いでしょう。

有機野菜がメインで旬の味が楽しめます。酵素玄米のおにぎりなど自然派の食事ができるので人気があります。

南一条通りに面しているので探しやすいですよ。

お昼ご飯は、札幌ライラック祭りの会場内に屋台がたくさんありますので、そちらでも北海道グルメが満喫できます。

午前中から出かけてお祭りを見ると、比較的空いているなかでゆっくりできますし、会場内で昼食を済ませて他の見所を観光するとスムーズでしょう。

上級者向け!札幌ライラック祭りの楽しみ方

大通公園周辺で札幌ならではの体験もできます。

4月末から11月初旬にかけて幌馬車が登場します。

北海道ならではの大型の馬が1頭、幌馬車を引きながら優雅な散策のお手伝いをしてくれます。

1階席・2階席に分かれていて料金が違いますが、50分くらいをかけて、のどかな時間を過ごせます。

コースは時計台や旧北海道庁、大通公園を含めていますので、外側から見てライラックまつりを楽しむこともできますよ。

馬が怖いという女性やお子さんもいると思いますが、現在幌馬車を任されている4代目の銀太は、ばんえい競馬に出たこともあるのにノンキな性格のため競馬には向かず転職をしてきた大人しい馬です。

馬車の手綱を握っている人も、ちゃんと指導を受けたベテランなので安心して幌馬車に乗れますよ。

料金は1階席で大人1800円、小学生1000円、2階席なら大人2200円、小学生1200円です。

見晴らしの良さも考えると2階席が断然オススメです。

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まとめ

札幌ライラック祭りは、札幌の春の始まりでもあり地元の人も気分が華やぐ時期に開催しています。

他の地域から来た方には肌寒いこともありますが、春を待っていたたくさんの花が咲くのを見られるのもお得感があると思います。

グルメも楽しみながら札幌観光を満喫できますので、事前情報を確認してみましょう。

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