鏡餅を鏡開きに叩いて食べやすくするコツと由来のおさらい
鏡餅はどうしても鏡開きに割らなくてはいけないのでしょうか?
由来がわかると納得出来る事があります。
お子さんに話すのにも良い機会なのではないでしょうか?
また、鏡開きの後の食べ方もご紹介しますね。
<鏡餅は鏡開きに叩いて割らないとダメ?>
鏡餅は包丁で切るのではなく、木槌や金槌で割って鏡開きをします。
武家社会から始まった鏡餅を切るのは、切腹をイメージさせて縁起が悪いですし、昔から「割る」「開く」というのは縁起の良い言葉なので、これが由来になっていますね。
また、鏡餅はお正月の間、神様の居場所でもありますので、包丁を向けるのはダメだと言う由来も持っています。
乾燥してひび割れた鏡餅なら、包丁が入らないと思いますので、叩いて鏡開きをした方が良いでしょう。
<鏡餅を鏡開きに叩いて割るコツがあります>
鏡餅を鏡開きの時に叩いて細かくしようとすると、細かい破片が飛びますので、必ず新聞紙などを開いておきましょう。
大きめのビニール袋に入れて、その上から叩く方法も便利です。
そして、木槌か金槌を使いますが、かなり乾燥していると木槌では割れないこともあります。
金槌を使った方が簡単でしょう。
また、金槌で直接叩くのが不衛生に感じるなら、小さいビニール袋に入れて、手が滑らないようにグリップのところを作れば問題ないですね。
初めは弱めに叩いてヒビが広がります。
その後に力を入れると弾けるように鏡餅が割れるので、初めから全力で叩かなくても良いでしょう。
<粉々になった分の鏡餅がもったいないなら>
鏡開きで叩いて細かくすると、ちょうど良い大きさのものと、粉々になって料理出来そうにない部分が出ますね。
粉状になっていても捨てるのはもったいないですよ。
もし、粉が多いなら集めて耐熱皿にのせてから、ラップをして500Wで2分加熱して下さい。
少し冷ましてから手で丸めて、砂糖を入れたきな粉をまぶすとお子さんのおやつにもいいですね。
他には、グラタンに入れると、お餅グラタンが出来ますので、粉々になっていても使い道があります。
<まとめ>
ご紹介した様に、生の鏡餅でも叩いて砕くときのコツがあります。
初めての時は、どういう風になるのかわからなくて扱いにくいでしょうが、なれると簡単ですよ。
その後にムダを出さない食べ方を知っていると、ご家族も喜ぶと思います。
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