ひな祭りに蛤のお吸い物を用意するのはどうして?由来や意味

公開日:  最終更新日:2017/01/30

ひな祭りに蛤のお吸い物を用意するのはどうして?由来や意味

ひな祭りには、いくつかの料理が昔から食べられてきました。
実は、それぞれに由来があって女の子の将来が幸せになることを祈っているものなのです。
由来をしってお子さんと楽しいひな祭りを過ごしましょう。
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蛤のお吸い物をひな祭りに出す理由とは?

蛤のお吸い物をひな祭りに出す理由とは?

ひな祭りに出す料理の中には、蛤のお吸い物があります。
昔からの由来がありますので、ここでご紹介しますね。

2枚貝(2枚の貝が合わされている)は、ピッタリの形の物しか組み合わせをすることが出来ません。
他の貝と合わせても微妙に形が違いますので、見た目にもわかりますよね。

そこから、「ぴったりと相性の良い人と出会って生涯幸せに過ごせます様に」と女の子がステキなパートナーを見つけて幸せに生きていけることを祈願しています。

女の子の節句に最適な由来が昔からあるんですね。

その昔は平安時代から続いてきた蛤のお吸い物?

蛤のお吸い物自体が、平安時代までさかのぼるのではありません。
平安時代の貴族の女性の間で貝合わせの遊びがあり、これに使用されていたのが蛤ですね。

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蛤の2枚の貝がぴったり合うように揃えることを目的としていて、それぞれに上の句・下の句が書かれているのを揃える意味もありました。

一般的に、ひな祭りのお祝いがあるころには昔からの風習や由来もあって蛤のお吸い物が登場したと言うことになります。

簡単に出来る蛤のお吸い物の作り方

お吸い物は出汁から取って、ハマグリの砂出しなど細かな手順が大変だと省略してしまう方もいます。
お子さんの将来の幸せを祈願するものでもありますので、簡単な作り方を覚えてお祝いの席に出してみませんか?

蛤は前日に買ってきて、砂出しは一晩ボウルの水につけておくだけで、水500mlに塩を10g程度入れておいた方が砂を出しやすくなります。

使うときは貝の表面をキレイに洗ったほうが、お吸い物が澄んでキレイに仕上がります。

出汁は市販している白だしを使って味を調えますので、出汁の手間が省けてとても簡単に作ることが出来ます。

水と白だしを入れて味見をしてから砂出しが終わった蛤を入れて加熱してください。
強くても中火までとして加熱しますが、殻が開いたらすぐに火からおろして盛り付けましょう。
三つ葉をキレイに飾って完成です。

まとめ

お子さんの幸せを祈ることが出来る蛤のお吸い物は、簡単に作れるのでひな祭りのお祝いには用意してあげましょう。
由来も話しながら楽しいひな祭りを過ごしてください。

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