天然記念物に指定される関東のしだれ桜の名所
桜の木の中でも、優雅な姿で多くの人々に愛されるしだれ桜は、ため息が出るほど美しいですよね。天然記念物にも指定されている、関東屈指のしだれ桜の人気スポットをご紹介しますね。
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神奈川県:壮麗な姿を見せる 長興山紹太寺
江戸時代の藩主である稲葉正則が植えたと言われている神奈川県「長興山紹太寺」のしだれ桜は、樹齢約340年、高さ約13m、株元周囲約4.7mの大木です。
小田原市指定の天然記念物となっており、満開時には滝のようにピンク色に染まる桜が垂れ下がります。類まれなる名木として、全国各地から鑑賞に訪れる関東で人気が高いしだれ桜の名所です。
埼玉県:樹齢600年の天然記念物 青雲寺
埼玉県の秩父市にある「青雲時」では、樹齢約600年になるエドヒガンザクラのしだれ桜を始めに、ベニヒガンサクラなどが見事に咲き誇ります。
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高さ15m、幹回り約3mの立派なしだれ桜は、室町時代の前期である文安3年に、青雲時の開創時に植えられたものと伝えられています。県の天然記念物に指定されており、悠々とした姿は歴史の重さを感じさせます。まるで桜のシャワーのように広がる枝ぶりは、圧巻の美しさとなっていますので、十分な見ごたえがあります。
栃木県:樹齢400年のしだれ桜 太山寺
太平山の麓にある栃木県の「太山寺」では、樹齢約400年となるしだれ桜を見ることができます。
前庭にあるしだれ桜は、3代将軍徳川家光の側室・お楽の方が手植えしたものと言われており、”岩しだれ”と呼ばれています。市の天然記念物にも指定されている貴重なしだれ桜は、県内で最も美しい桜との声も多く、ライトアップされた夜桜の景色も必見です。
まとめ
天然記念物に指定されているしだれ桜には、1本1本に歴史が刻まれているものが多く、何百年と同じ場所で生き続ける凛々しさが魅力でもあります。沢山の桜で咲き乱れるお花見も楽しいのですが、風情あるしだれ桜の鑑賞も心に残る景色となるので必見ですよ。
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