古都の街並みを彩る桜の景色は、日本の四季の美しさを改めて実感することができます。
日中の爽やかなお花見はもちろんの事ながら、夜桜が魅力的な京都のお花見スポットをまとめてみました。

東山区：世界遺産で夜桜鑑賞 清水寺

世界遺産となっている「清水寺」は、1年を通して四季折々の景色が見られることから観光客で賑わうスポットです。春の季節には、ソメイヨシノやヤマザクラなど約1500本の桜が境内を彩り、京都府屈指の桜の名所となっています。

通常、拝観の閉館は夕方となりますが、見頃となるシーズン中には夜桜鑑賞として”特別拝観”が行われるので、ライトアップされた清水寺の春の景色が楽しめます。

西京区：山全体が桜色に染まる 嵐山

京都を代表する観光地の一つである西京区の「嵐山」では、山全体が桜色に染まることから、全国的にも有名な桜の名所です。

渡月橋越しの景色は、写真好きでなくともシャッターを切りたくなるような美しい景色が望め、まさに風情と情緒という言葉がピッタリです。開花シーズン中に合わせて、”嵐山中之島公園”にてライトアップが行われ、光に照らされる夜のしだれ桜は幻想的です。

八幡市：平安時代から親しまれてきた 平野神社

ソメイヨシノ、サキガケ、ベニシダレなど約50種、400本の桜が1カ月近くに渡って楽しめる「平野神社」は、平安時代より植樹された桜が次々と咲き誇ります。

江戸時代頃から、庶民も楽しめる夜桜が開放されたことで、現在も開花シーズンに合わせてライトアップが行われています。境内にはぼんぼりの灯りが点され、歴史ある夜桜の景色が楽しめます。また、茶席も設けられるので、のんびりと過ごしたい方にもおすすめです。

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まとめ

ぼんぼりの優しい灯りに照らされる桜は、昔から夜桜を楽しむ人達の心を惹きつけてきました。歴史ある建物が残る京都ならではの、趣ある景色を楽しんでみてはいかがでしょうか？