かもめ島まつりとは、見所満載の江差観光は先に宿の確保が最も重要！

公開日：2015/04/17

北海道は夏が短いため海を舞台としたお祭りは数が少なくなっています。

その中でも江差かもめ島まつりは、大漁祈願やヘビー級のしめ縄をかけるなど勇ましい姿が見られます。

夏の北海道を楽しむ手始めに行ってみてはいかがでしょうか？

ここでは、かもめ島まつりの凄さをご紹介しながら交通アクセス、せっかく江差に来たのなら是非周っていただきたい観光コースなどをご紹介しています。

スポンサードリンク

北海道の夏を感じる江差かもめ島まつりのスゴさ！

北海道の南西には函館も位置するエビフライのしっぽのような形の部分があります。

正式には渡島半島といって、函館は地図で右側に位置し、左側にあるのが江差町です。

その江差町の海岸にカモメが翼を広げたような島があり”かもめ島”と呼ばれています。

かもめ島をメイン会場にして江差3大まつりの”かもめ島まつり”が開催されています。毎年7月第1土曜日と日曜日なので、2015年は7月4日と5日に開催予定としていますね。

初日には漁師の守り神といわれる高さ10mの「瓶子岩(へいしいわ)」で、500kgもある大しめ縄をかけかえます。

何の重機も使わずにフンドシ姿の若い衆たちが岩によじ登りながら自力で掛け替えをするため、とても迫力があります。見ているこちらも体に力が入ってしまうほどですよ。

初日は他にもイベントがあって、江差音頭仙人パレードや厳島神社宵宮祭もあります。

2日目は江差港埠頭で御神輿の海上渡御や北前船競漕大会、北海道警察音楽隊の演奏なども見応えがあります。

江差町のホームページにはまだ詳細が掲載されていませんが、興味があるなら小まめにチェックしましょう。

江差町公式ホームページはこちらです

当日、雨が降ると炉端焼きや江差音頭千人パレードなどは中止されますが、大しめ縄の掛け替えや北前船の競漕は雨天決行なので勇ましい姿が見学できます。

かもめ島まつりまでの交通アクセスのチェックをして移動手段を確保しよう！

江差町は北海道の人から見ればどこに何があるのか、便利なのかご存じだと思います。他のエリアから行くと不便に感じるかもしれませんね。

もし、江差町で食事や宿泊が見つからないと、「じゃあ札幌でいいんじゃない？」というのが罠です。

お祭り会場から札幌駅まで向かうには、高速道路を使っても車で5時間はかかる距離です。函館まで車だと2時間程度はかかりますので、この感覚を理解して移動手段を考えましょう。

江差かもめ島まつりに行くには先に宿泊するところから決めて下さい。

もし、現地で見つからなければ他で探すことになるでしょうから、上ノ国町も候補になると思います。

探しやすいところは函館ですが、片道2時間近くかかるなら大変でしょう。

かもめ島まつりの会場周辺なら5つのホテルや旅館があります。次の候補の上ノ国町では旅館が1軒だけですね。

スポンサードリンク

そして何とお祭り会場周辺に駐車場を見つけることができませんでした。

こうなると何としてでも江差町で宿泊先を探した方が、お祭りに行くのが快適になることがわかります。

江差町ホームページ・地元警察ホームページでも現在のところ交通規制の案内はまだしていませんので、去年の情報も確認しました。2014年も交通規制をした記録が残っていないので特に実施していないですね。

江差観光モデルルートをご紹介します

かもめ島近くから観光を始めるなら次のルートがオススメです。

開陽丸…五稜郭を中心とした戊辰戦争で新政府軍の支援に向かった開陽丸は座礁沈没しています。

現在の開陽丸は復元されたものですが、沈没した開陽丸から引き上げた資料を見られます。　
↓
姥神大神社…現在の場所には1644年からある神社で北海道最古です。
　↓
横山家…200年以上続いている商家です。昔は北前船を持っていた商家がたくさんありましたが、人が住まない記念物になっています。その中で1件だけ横山家は8代目が住んでいます。
　↓
旧中村家…国指定重要文化財。江戸時代から海産物の仲介商でした。当時の面影が見られます。
　↓
追分会館…江差追分を伝承するために昭和57年に作られました百畳敷ホールでは4～10月の間、毎日江差追分を聴くことができます。

ここでは最もシンプルなコースをご紹介しています。

他にも歴史のある建築物などがたくさんありますので、追加しながらアレンジしてみましょう。