博多祇園山笠の由来や見所、当日の交通規制と周辺情報まとめ

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女人禁制だった?博多祇園山笠の雄々しさに惚れてみる!

博多祇園山笠は、福岡市博多区で開催されるお祭りです。

一見男女差別の様に感じる「女人禁制」ですが、ちゃんと理由がわかれば問題なし!

そこで博多祇園山笠の概要と詳しい由来も見てみましょう。

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女人禁制といわれてきた博多祇園山笠の由来

博多祇園山笠が開催される福岡市をはじめとして九州男児は頼もしいイメージがあると思います。

この祭りは1241年に始まったと言われていて、700年以上の歴史があるんですね。

当時、疫病が流行って偉いお坊さんが厄払いの祈祷をして回ったことが起源だと伝わっています。

祇園祭の1つということで優美に練り歩くものでしたが、「流(ながれ)」と呼ばれるグループごとに追い越しあってレースの様に競ったことが今の「追い山」の原型になったということです。

高さのある山笠は「電線を切ってしまうから」との理由で一時期中止になったこともありますが、高いものは「飾り山」にして移動させず、移動させる「舁き山(かきやま)」は高さを控えめにすることで解決しました。

櫛田神社のお祭りとして開催される博多祇園山笠は、古くから女人禁制で、舁き手の詰所には女性が入ることも禁止です。

以前は「不浄の者はいるべからず」と張り紙をしたくらいです。

世の中が男女平等に厳しくなったことから張り紙は使われなくなっています。

この「不浄の者」という言い方ですが、日本の神様だけでなく一部では「血・肉」は“不浄”とする考え方があるようです。

そこで子供を産む女性には、それに近いイメージが持たれたのかもしれませんね。

「女性の舁き手がいてもいいじゃないか」という意見もありそうですが、「追い山」のような激しい行事もあるので、デリケートな女性に対しての配慮と考えることも出来るでしょう。

決して、ダーティなイメージの不浄ではなく、男性が中心で祭りを楽しむために女性を排除しているものでもないと思いますよ。

博多祇園山笠はいつどこに見に行けばいいの?

博多祇園山笠は毎年7月1日~15日に開催されています。

櫛田神社の素戔嗚尊(スサノオノミコト)に奉納をするための行事で、神事も含めて行われています。

初日には事故などのないように注連縄を張ってお浄めをすることになっています。

それぞれの山笠を神官が回って神様が入れるようにする“ご神入れ”をします。

また、当番町お汐井とりの行事では、箱崎浜まで行って汐井と呼ばれる細かい砂を取ってくるものも行われます。

9日には全体でお汐井とりおをしながら安全祈願もすることになっています。

その帰りには櫛田神社にお参りをして帰るんですね。

10日は、流舁きとして山笠が本格始動します。コースのご紹介をしたいのですが、公式に発表しないのでどこで見られるか分からないのも、その年の限定感を生むのかもしれません。

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11日に朝山笠、12日には追い山笠ならしです。

どんどん盛り上がっていって、13日に集団山見せ、14日には流舁きがあり、慣れていない舁き手でもベテランがサポートして参加できる様にしています。

最終日は追い山笠が続々と集まり、最も盛り上がるタイムレースが始まります。

期間が長いですが13~15日あたりで、博多祇園山笠のクライマックスになると思います。

櫛田神社・大博通り・明治通り・昭和通りが、山笠のルートになっているので、周辺で見どころを探すことになるでしょう。

交通規制のチェックはどうしたらいいのか

博多祇園山笠では、地元の人でも祭り期間中には車に乗るのを避けると思います。

特に10日は流舁きがどこを巡るのかが発表されないと言うことなので、避けて通ることも出来ないでしょう。

出発時刻は16:00~18:00ころなのでこの時間帯からは車を避けてください。

櫛田神社までは、地下鉄「中州川端駅」「祇園駅」の両方から徒歩で7分くらい、西鉄「福岡駅」から歩いて4分くらいの「天神一丁目」から快速扇町行のバスに乗って「キャナルシティ博多前」にいきます。

片道3分間くらいで料金は100円です。降りたバス停から櫛田神社までは歩いて2分です。

何通りもの交通アクセスがあって、距離も遠くはありませんので、徒歩や公共交通機関の利用をオススメします。

ラーメン!もつ鍋!たくさんあるある博多グルメ

博多グルメも充実していますので食べたいものがたくさんありますね。

博多ラーメンや焼き肉・モツ鍋、新鮮な魚介類など何から選んでいいのか迷ってしまうでしょう。

ラーメンなら「元祖長浜屋」は博多っ子のソウルフードの名店です。1杯500円からで食べられるのと営業時間が長いのでオススメです。

「大助うどん」では磯の香りがするうどんもあります。話によるとうどんの元祖は福岡だということなんですね。

どこからかじっていいのか?と思うような“ごぼ天うどん”は600円です。

ちょっと甘いものを食べたいと言うときは、櫛田神社の近くに「櫛田茶屋」があります。

神社周辺なので“焼き餅”が100円くらいで食べられます。

「中州ぜんざい」なら座って冷たい甘味もたべられます。かき氷は600円前後で7種類くらいあります。

甘い物が続きますが、「川端ぜんざい」は博多祇園山笠を見に行った人が寄ることも多く、実は…運よく席が取れると「そこから走る山笠を眺められるかも!?」というベストポジションがあるんですね。

なかなかの争奪戦にはなりますが、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?

まとめ

勇壮な博多祇園山笠をご紹介しました。

女人禁制の理由など独自の視点で解説してみましたが、男尊女卑だと嫌悪する様なものではないと解釈することができます。

暑い時期でもありますので、体調を崩さないように見てきたいものですね。

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