熱中症の処置もできる保冷剤でちょっとお出かけや家の中で大活躍
熱中症になるのは屋外が多く、「急に保冷剤なんていわれても…」というケースがほとんどです。
保冷剤が一番オススメですが、手元にないときの豆知識もご紹介しますね。
お弁当を持ってお出かけなら熱中症の処置もOK
近くの公園でも遠出をするときでもお弁当を持って出かけることがあると思います。
暑い時期なので食中毒も気になりませんか?
お弁当を冷やすのに保冷ケースには保冷剤も入れると思います。この方法なら、食中毒予防と熱中症の処置向けに保冷剤を持ち歩くことができますね。
保冷ケースの中に入れて持ち歩くので邪魔になることはないでしょう。
飲み物を持って行くなら半分だけ凍らせておくと、熱中症の処置でも保冷剤のサポートに使えますよ。
スーパーの帰りでも熱中症が不安なら
主婦の方はお子さん連れでスーパーに買い物に行くことがあると思います。高齢の方でも買い出しには行きますよね。
夕方でも気温が高いと熱中症のリスクが高まります。
スーパーにはお買い物をした人向けに氷のサービスをしているところがあります。これは生鮮食品が食中毒の原因にならないためです。
そこで生鮮食品を購入したらサービスの氷をもらっておいてはいかがでしょう?
ビニール袋2枚重ねにして氷を入れておくと水漏れしませんし、購入した食品も安心、帰宅途中で熱中症になったときは保冷剤代わりに使って処置もできます。
必要以上に持ち帰るのはマナー違反なので配慮のある範囲内にしましょう。
手元に何もなくても保冷剤代わりにして熱中症処置ができる
保冷剤も氷もなくて熱中症の処置ができない!と焦ってしまうシーンがあります。
そんな時はタオルかハンカチを水で濡らして冷やしましょう。水は冷たくなくても大丈夫です。
冷やしながら風を送ることで気化熱による冷却効果が出ます。もともと汗は肌の上で気化することから体温を下げるようになっています。
その仕組みを使えば、保冷剤がないときでも熱中症の処置ができますね。
扇いで風を送るものがなければ、口でフーッと息を吹きかけるだけでも代用になります。
家の中でも安心できない熱中症は保冷剤での処置が一番
最近は家の中で熱中症になる人が増えています。
屋外のように直射日光が当たらないので油断してしまいますが、水分補給が足りないと熱中症リスクが高くなりますね。
ケーキなどを買ってきたときの保冷剤は、冷凍庫の中で邪魔者扱いになっていると思いますが、家の中で熱中症になったときに活躍します。
何十個も保存する必要はありませんが、小さなものなら6個くらいは冷凍庫に入れておくようにしましょう。
冷凍庫から出してすぐ使うときは冷たすぎるので、薄手のタオルで包んで肌に当てて下さい。一般的な冷凍庫はマイナス18℃以下の設定になっていて、同じ程度の保冷剤をそのまま肌に当てると凍傷になる恐れがあるからです。
家の中ならエアコンや扇風機があると思いますので、室内の温度も下げましょう。
保冷剤で冷やしながら他にもできる熱中症の処置
保冷剤で体温を下げるのは大切なことです。
その他にできる事もピックアップしてご紹介しますね。
まず、室内外問わず日陰に移動してください。体温を下げる保冷剤の効果が弱くなるからです。
足は高くしてウエストを緩めます。
話しかけて返事をするなど意識があるようなら、スポーツドリンクを少しずつでも飲んでもらいましょう。
始めに話しかけて意識がないとわかったら、先に救急車を呼んでから、ご紹介した熱中症の処置を始めてください。
おわりに
熱中症の処置に保冷剤を活用する方法をご紹介しました。
保冷剤が手元にないときの処置も知っていると、熱中症を重症化させない処置ができますよ。
できれば予防するのが一番ですが、万が一症状が出たときに保冷剤があるととても便利ですので検討してみましょう。
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