鹿角のお祭りのスケジュールや交通規制と周辺情報をチェック
鹿角のお祭りは花輪ばやしも花輪ねぷたも見逃せない!
秋田県鹿角市で開催される花輪ばやしは、豪華絢爛の屋台が有名です。
平安時代から受け継がれる音楽も、日本のお祭りを象徴するような音色を楽しむことができるでしょう。
交通規制や地元のお楽しみ情報もあわせてご紹介しますね。
歴史のある花輪ばやしは鹿角を代表するお祭り
秋田県鹿角市で1204年から続いているお祭りが、花輪ばやしです。
その当時は南部藩が統治していて、幸稲荷神社の例祭として、花輪ばやしが受け継がれています。
幸稲荷神社は、一度火事に遭っていて1470年に立て直されているので、その前の歴史が書かれた記録はなくなってしまいました。
言い伝えとして、花輪ばやしに使われているお囃子は、平安時代に作られたものという話が残っています。
周辺には10の町内があって、それぞれに特徴豊かな屋台を持っています。子どもの頃から町内でお囃子を習うなど地域に根付いたお祭りであることもわかります。
公式ホームページでは、お囃子を聴くこともできて、一通り聞いてみると実際にお祭りに行ってみたいという気持ちになるでしょう。
鹿角のお祭り、花輪ばやしのスケジュールをチェック
2015年の花輪ばやしは、8月19日と20日に開催されます。
19日は17:30頃にのろしが合図となって、各町内から御旅所へ向けた屋台のパレードが始まります。
18:35には幸稲荷神社へ大集合してお祭りの開会式が行われますね。18:55からは駅前広場に向けてパレードが始まり、到着を待ちながら駅前で花輪美女が19:00から町踊りを始めます。
19:50までは駅前広場でお囃子やそろい踏みなどが行われて、21:15くらいから各町内に向けて屋台が帰りのパレードを始めます。
20日は0:00から、朝詰めパレードが始まります。前日の予定が23:00まであるので、ほとんど寝ないでお祭りに参加する人もいるようですよ。
2:55から4:00までは神事としての奉納曲を聴くことができます。6:00まではパレードも一段落するのでお休みできます。
11:00から19:00までは各町内で屋台を自主運行する以外にイベントはありません。19:00になると赤鳥居で詰パレードが始まります。20:00から駅前広場で郷土芸能を見学しながら屋台を待って、21:30に赤鳥居に向けて屋台が移動します。
赤鳥居でも行事が行われて23:45にお祭りを終えることになっています。
夜のパレードは見物で、駅前広場や赤鳥居などが混み合うと思います。そのルートがわかっていれば、撮影スポットの穴場も発見できますので下見をした方が快適でしょう。
花輪ねぷたという花火大会もありますが、全く違う日程で開催しています。2015年は8月8日土曜日に終了しています。
交通アクセスは便利なの?車で行くと交通規制も
鹿角のお祭り「花輪ばやし」は公式ホームページも設置されていますが、地図は上が東になっているタイプなので、観光客が見ても分かりにくいと思います。
まず、最寄り駅は十和田八幡平色彩ラインの「鹿角花輪駅」です。お祭りのイベント会場でもある駅前広場がこの周辺ですね。
神事が行われる幸稲荷神社までは歩いても6分くらいの距離です。神社に向かう途中で横切り大きな道路が国道282号線なのですが、ここは交通規制のない道路です。
神社近くで横切る国道66号線は車両通行止めなどの規制があります。その他に時間帯規制が実施される道路など複雑に入り組んでいますので、公共交通機関を利用したほうが無難でしょう。
鹿角花輪駅を起点にすると、お祭りの開催場所は徒歩10分圏内になっていますので、自家用車を使った方が不便だと思います。
お祭り会場周辺で食べられる鹿角グルメ
花輪ばやしの開催される会場周辺のグルメスポットもご紹介しましょう。
「南部手打ちそば切田屋」は1889年創業の歴史のあるお店です。一番子を使った真っ白なお蕎麦をスッキリした出汁で食べるのが特徴で、“ざるそば”なら630円です。
鹿角ホルモンの「ホルモン幸楽」も有名ですね。豚ホルモンがメインメニューですが、ジンギスカン用の鍋で焼いて食べる面白いスタイルです。2人前の“ミックス”を注文すると2,000円くらいでリーズナブルでしょう。
お祭り当日のシャトルバス発着場所に「道の駅あんとらあ」があります。
ここにもレストランがあって、秋田ならではの“きりたんぽ御膳(1,400円)”や“かづの牛ハンバーグ定食(1,000円)”など、地元グルメが勢揃いしています。比内地鶏、八幡平ポークなどバラエティ豊かなので、何カ所も散策するよりは効率がいいかもしれませんね。
楽天旅ノートで「鹿角市」に関する観光スポットをお調べになる方
おわりに
秋田県鹿角市の代表的なお祭り、花輪ばやしをご紹介しました。
昔ながらの伝統的な雰囲気を持っていて、暑い夜にも清々しい風景が眺められるでしょう。
東北のお祭りは荒々しさを感じませんので、大人が落ち着いて見学するにもおすすめのお祭りがたくさんありますよ。
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