古川祭の起し太鼓や屋台は必見!スケジュールと周辺情報をご紹介♪

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普通のお祭りに飽きた!そんな人には天下の奇祭”古川祭”が必見です!

岐阜県飛騨市で行われる古川祭は、天下の奇祭として有名です。

中でも目玉となる起こし太鼓は男性達の迫力ある動きが勇壮ですし、静かに街で曳き回す豪奢な屋台にも目を引かれます。
そんな古川祭のエピソードやタイムスケジュール、周辺情報をまとめてご紹介しますね。

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古川祭の起こし太鼓は一度中止になるほどの”やんちゃぶり”

古川祭は岐阜県飛騨市の気多若宮神社で行われる例祭です。

そして古川祭は国の重要無形文化財に指定されている奇祭として知られるようになりました。

昔からこの地域には「古川やんちゃ」と言われる気性の激しさがあると言われていて、その結果、起こし太鼓も荒々しすぎるので幕末から続く歴史の中で“つけ太鼓”は禁止されたことがあるんですね。

1901年には禁止令が解禁されて奇祭が再開されるようになりました。

毎年抽選で大太鼓にまたがって叩く男性が決まりますが、とても名誉なことで危険ながらも一生懸命勤める姿が勇ましいです。

地域を玄武・白虎・朱雀・青龍の4つのエリアに分けて抽選が行われています。残念ながら気多若宮神社の氏子さんしか抽選を受けることができないので「飛び入り参加」は無理ですね。

そしてその大太鼓に向かって、つけ太鼓が突進していきますので手に汗握る迫力となります。つけ太鼓の名前の由来は棒に小太鼓をつけたところから来ています。このつけ太鼓は12組の若者集団で作られています。

古川祭の屋台は勇ましさと相反する静かさが豪奢な見所

起こし太鼓が江戸のチャキチャキした雰囲気だとすると、屋台は京都の雅のような印象です。

静かながらもその美しさに圧倒されてしまいます。京都では山車と言いますが、このエリアでは屋台と呼ぶことになっています。

9台の屋台が登場するしますが中段から舞台が出て、白虎台では子供歌舞伎、青龍台と麒麟台ではからくり人形の奉納があります。

ちなみに玄武・白虎・朱雀・青龍と言うのは四神と言って中国では東西南北の4つの方向の守り神として伝えられています。古川祭の屋台では、そのうちの白虎と青龍の名前が登場します。

日本では古来より、「赤は邪気を払う」と言われてきましたが、朱塗りと漆黒、金の絢爛豪華な屋台には、提灯もつけられていて夜でもその美しさが際立ちます。

古川祭のタイムスケジュールの確認をして効率良く見て回ろう

古川祭は4月19日と20日に行われています。

19日の朝は気多若宮神社で早朝から神事が始まります。この時は太鼓ではなく御神輿に“神還し”をするのがメインです。

屋台は19日・20日の日中に街を練り歩きます。子供歌舞伎とからくり人形の奉納は、この時間帯に行われます。

そして夕方になると17:20までには提灯の点灯準備を終えて「夜祭」がスタートします。先頭の屋台が見たいいと思うなら時間より早めに、末広町山崎タバコ店の周辺にいるのがオススメです。

日中でも夕方でも、屋台の通り道は塩を撒いてお清めしています。滑って転ばないように注意しましょう。

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起こし太鼓が始まるのは夜遅くになってからです。19日の21:00頃に起こし太鼓の神事が始まりますので、かなり多くの人が集まってきます。

場所は“御旅所”としか説明がないと思いますので詳しく書くと、起こし太鼓の里教会「飛騨古川祭り会館」です。かなりの人数が集まりますので、最低でも1時間早めに行っておかないと、よく見えないと思いますよ。

あまり近くに行くと少し危ないですし、多くの人でもみくちゃになりますので一緒に行った人とははぐれると思って下さい。連れの方とは連絡が取れるようにしておきましょう。あらかじめ後の待ち合わせ場所を決めるのもオススメです。

19日の日中に屋台を見学して、夜には起こし太鼓、そして翌日20日に屋台の子供歌舞伎やからくり人形で見られなかったところを見納めるというのが理想的なコースです。

古川祭の周辺情報その1 満喫出来る飛騨グルメがスペシャル

飛騨古川もグルメ満載の街なので、よりたいお店がたくさんあります。

「ひだコロッケ本舗」は飛騨牛が入ったコロッケが有名で、1個(210円)120gのボリューム満点になっています。軒先にはベンチも置いてありますので揚げたてをそこに座って食べられます。お腹いっぱいになりますが、デザートに食べるみたらし団子も売っています。

ふぐというと下関が有名ですが、飛騨トラフグも注目されています。「飛騨とらふぐ~割烹 克己~」は地元でも有名な割烹料理店です。

ふぐには飛騨市のリンゴで作ったポン酢を使いますのでひと味違うのと、様々なオリジナル料理も楽しめますよ。不定休なので事前に電話確認をしておきましょう。

腹ごなしに街の散策をするのもオススメで、桜とお堀、お堀を泳ぐ鯉の組み合わせが本当にキレイです。古川祭の時期は、少し寒く感じる事もあるようなので暖かくして行ってみましょう。

古川祭の周辺情報その2 交通規制があるのでご紹介します

初日に気多若宮神社で神事を見ようと思うなら、飛騨古川駅から歩いて25分くらい、車では10分くらいかかります。

起こし太鼓が見られる「起こし太鼓の里」は神社に行く方向ではなく駅の反対にあって、飛騨古川駅から歩いて5分で到着するほど近くです。

当日の交通規制は厳しいですし複雑になっているため地元の方でも分かりにくいそうです。

どうしても通行が必要な場合だけ事前の申請で許可証交付がありますが、公共性が高い業務以外は認めていないようですね。

公共の交通機関で十分にお祭りは楽しめますので、飛騨古川までは車で行くとしてもお祭り当日に車を使おうとしない方が便利です。

「古川祭」に関する観光スポットを楽天旅ノートでお調べになる方

まとめ

古川祭の行われる飛騨は観光にも最適です。

お祭りの時期は桜も見物ですし、メインのお祭りは「動と静を兼ね備えた」素晴らしい雰囲気を持っていますね。

他にも温泉や自然・体験などバラエティ豊かになっているので、古川祭と一緒に飛騨古川を楽しんで下さい。

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