とうかさん2015の由来とは、日程や交通アクセスと周辺情報まとめ
広島城も広島の庶民も守ってきたお稲荷さんの祭り”とうかさん”は、浴衣シーズンの知らせにもなる行事です。
このときにしか見られない稲荷大明神のご神体も必見です!
浴衣に彩られた広島を代表する夏祭りを楽しんでみませんか?
こちらでは”とうかさん”の由来や2015年の日程、交通アクセスや周辺情報に併せて、浴衣を着てお祭りを楽しみたい方へ浴衣レンタル情報などをご紹介しています!
とうかさんの名前の由来は一体なんなの?
広島の圓隆寺に総鎮守の「稲荷大明神」があります。
読み方が“いなりだいみょうじん”ではなく“とうかだいみょうじん”というところからお祭りの名前が来ています。
1619年から広島城や城下の庶民を守ってくれたので、今のような反映がもたらされたと言い伝えられています。
そのため第二次世界大戦中にも、とうかさんは開催されていました。
残念ながら原爆投下がありましたので全て失われて、再興するまでに1年の月日が必要になりました。
昔から端午の節句にお祭りを開催していましたが、1955年からは新暦に変更しています。
旧暦の端午の節句は新暦で6月10日頃に該当します。
お祭りの名前も“とうかさん”なので6月9~10日に開催されるようになったんですね。
その後、毎年6月第1金曜日~日曜日に開催することで日付が固定されました。
ちなみに2015年は6月5~7日が開催期間と発表されています。
とうかさんの交通アクセスもチェックしよう!
とうかさんは広島市中区の圓隆寺で開催されます。
6月5~7日の12:00~23:00と時間帯も決まっています。
まず交通規制ですが八丁堀交差点から三河町交差点までが19:00~22:00まで歩行者専用道路になります。
並木通りでもパルコ本館から東横インまでが22:00~翌5:00の間は車両通行禁止ですね。
周辺の中通りでも細かく歩行者専用道路の指定がありますので自家用車で通りやすい状態ではなくなります。
圓隆寺までは、広島電鉄「八丁堀駅」から歩いて7分程度、「袋町駅」からも歩いて9分で到着するほど近いです。
できるだけ公共交通機関を利用しましょう。
浴衣を着ていくと草履も履くことになるでしょう。
すれて足元がツラくなるとタクシーに乗って帰りたくなる人もいると思います。
その場合は平和大通りまで移動してからタクシーを探した方がスムーズだと思います。
とうかさんで欠かせない存在!うちわ姫って?
毎年開催されるとうかさんでは、お祭りを盛り上げる”うちわ姫”も募集します。
残念ながら2015年のうちわ姫募集は3月28日で募集が終了してしまいました。
広島市内や近郊に住んでいる18歳以上の女性が対象で、お祭り前の和装PRや当日の儀式のお手伝いをします。
最終審査で3人の方が、その年のうちわ姫になります。
ベタじゃつまらない!広島グルメをご紹介
広島でオススメしたいグルメに細うどんがあります。
元々は呉など造船の町で作業する人たちが手早く食事が済ませられるようにと考えられたメニューです。
通常のうどんと比べると1/2の細さになっていることから女性の方も食べやすいと人気が出ています。
変化系なら“まぜ麺”ですね。細うどんをトッピングと混ぜてあっさり食べられるのも特色です。
「おっくん堂」は圓隆寺からも近いですよ。まぜ麺(小)なら520円で、他にトッピングの追加ができるので女性でもちょうどいい量だと思います。
また広島のお好み焼きでは細うどんが入っているタイプもあります。
バイキング形式のお店で「ボンジュールプリュ」があり、ここでも細うどん入りのお好み焼きが食べられます。
とうかさんが開催される6月はもう暑い時期なので、冷たい甘味のお店も押さえておきましょう。
「茶房つるや」は和風の店内に相応しく、和テイストの甘味がたくさんあります。見た目にも涼やかなかき氷や、抹茶とみたらしを組み合わせるのもいいですね。
ここでも細うどんセットがあるので、広島では“イチオシ・メニュー”なのでしょう。
浴衣なんか暑いし、持って行くのも大変だし!
とうかさんには浴衣を着ていく人が大勢います。
遠方から旅行で行く場合は、浴衣持参で行くのも大変だと思います。
そこでオススメしたいのが広島市内の浴衣レンタルです。レンタルの他にヘアメイク、浴衣の着付けまでして貰えるので、お祭りに行くときも気軽・身軽なのが便利です。
着付け無料で浴衣4点セットのレンタル費用が税抜きで3,000円のお店もありました。
そこでは持ち込み浴衣の着付けで税抜き1,800円、ヘアセットが税抜き3,000円でお願いできるようですね。
昔の人は襦袢なども重ねて着物を身につけるのが当たり前で夏は暑くて大変でした。
浴衣はとても涼しく快適な服装の1つだったんですね。
今では露出度の高い服や機能的な服が多くなったので、「浴衣なんか暑くてイヤ」と言う人も増えてしまいました。
でも、斬新なデザインや可愛らしいタイプも多くなったので、この機会に浴衣にも挑戦してみて下さい。
新しい自分を発見するかもしれませんよ。
レンタル浴衣はメンズ用もあるので、カップルでお祭りに行くなら一緒に浴衣を着るのも思い出になるでしょう。
戦後70周年だからこそ行きたい広島
最後に少し暗い話に感じるかもしれませんが、戦争が終わって70年が過ぎました。
広島・長崎では「悲劇的」という表現では到底表しきれない原爆投下がありましたね。
せっかく広島に行くのなら「国立広島原爆死没者追悼平和祈念館」「広島平和記念資料館」などの見学をしてみましょう。
「お祭りを楽しみたいのに…」と思うでしょうが、こういった大切なことを学ぶ機会があるのも良いのかな、と思います。
「広島県」に関する観光スポットを楽天旅ノートでお調べになる方
まとめ
毎年6月に開催される広島のお祭り”とうかさん”。
由来や歴史もありますし、何より盛り上がる夏の風物詩ですね。
お祭りもグルメも楽しみながら、現地でしか見られないこと、そこでしか体験できないことも計画に入れてみてはいかがでしょうか?
事前情報を確認していると渋滞・混雑も避けられます。
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