熱中症対策もできる保冷剤での効果的な冷やし方や注意点まとめ
夏はエアコンや扇風機などを使って暑さの対応をすることも出来ますが、保冷剤にも効果的な使い方があります。
無料で貰えたり安く買ってきたものが冷凍庫にあるなら是非とも有効活用しましょう。
また、この保冷剤の使い方を知っていると、熱中症のときの処置もできますのでご家族のためにも覚えてみませんか?
保冷剤は体を健康的に冷やす効果を持っている
ケーキやアイスクリームを買ったときに、持ち帰り時間によって保冷剤をつけてくれることがあります。
冷凍庫の中で場所を取って仕方ないと思っている方も多いですが、夏に大活躍するアイテムに変身させることもできます。
保冷剤は肌に直接つけるより、薄手のハンカチなどで包んで使った方が良いのですが、場所を選んで当てることで自然な涼しさを感じることができるからです。
この冷やすポイントは熱中症対策の処置にも使えるので、ぜひマスターして欲しいですね。
女性の中には年齢によって顔のほてりを感じる方もいますので、そういったときにも応用することができますよ。
どこを冷やせば良いのかを一挙解説!
私たちの体には隅々まで血管が張り巡らされています。
そうすると血液の温度が少し下がって循環することで体の熱を逃がすことができると思いませんか?
でも「血を冷やすなんてできないでしょ!?」と誰もが思うものです。
実は血管が皮膚の近くを通っているので、そのポイントがわかれば保冷剤を当てるなどして血液の温度を少し下げることができるんですね。
その冷却ポイントは次の通りです。
・両手首の内側
・脇の下
・首の両脇
・両足首の内側
・(男性のみ)股間
以上の場所は血管が皮膚に近くなっているので、保冷剤を当てるのに最適です。
もし熱中症で倒れた人がいて救急車が来るまでに何かするのなら、ご紹介した場所に保冷剤や氷のうなどを当てて体の温度を下げることにも応用できます。
スポーツドリンクなどのイオンバランスが取れた飲み物を飲ませられるなら口に含ませて、同時進行で体を冷やすようにしてはいかがでしょうか?
ただし、簡易的な対処方法ですので熱中症なら必ず病院に行くようにして下さい。
保冷剤を使うときの注意点とは?
保冷剤を使うときにはいくつかの注意点がありますので一緒にご紹介しますね。
「極端に温度が低い訳じゃない」と油断するかも知れませんが、直接肌つけたままにすると軽いしもやけのようになることがあります。
保冷剤は必ず何かの布で覆って肌に当てるようにしてください。
また、小さなお子さんや年配の方は、つけたまま眠ってしまうこともありますので、布で覆っても固定したまま長時間そのままにしないで下さい。
やはりしもやけのようになってしまうでしょう。
何カ所もありますので、固定しないと1人では冷やしてあげられないという場合もあるでしょう。
一緒にいるときは構いませんが、その場を離れるときには保冷剤を外してからにしてください。
気にしていてもウッカリ忘れることがあるので注意が必要です。
保冷剤でも古いと中身がこぼれ出るケースもあります。
外側の包装がしっかりしているかどうかを確認してから使うようにして下さい。
特に小さなお子さんは危険ですので「大丈夫」と思うものしか使わない方が良いでしょう。
まとめ
冷凍庫に余りがちな保冷剤は夏のクールダウングッズとして活用することができます。
ご紹介した場所に当てると効果的な冷却機能を発揮してくれるので試してみませんか?
注意事項を守りながら安全に使って下さい。
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