牛深ハイヤ祭りの由来とは?日程やイベント内容、交通アクセスまとめ

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牛深ハイヤ祭りは、毎年4月に行われる天草の恒例行事です。

この祭りの特徴でもある牛深ハイヤ節は日本の民謡のルーツともいわれる伝統的なものです。

参加したくなるような総踊りが大通りを練り歩くのは見ていても楽しいですよ。

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まずは牛深ハイヤの由来を知ってお祭りに行こう!

牛深という地域は漁港としても良い場所で昔から海外の帆船や漁船の往来が多い場所でした。

そして奄美から伝わった「六調」と当時から熊本で親しまれていた「二上がり甚句」がミックスされたことで「牛深ハイヤ」ができたと伝えられています。

ハイヤはハエの風(南風)から来ていますので、奄美のリズムが加えられたことが伺えます。

現在の日本では、40箇所にも伝わったといわれていて、ハイヤ節は民謡のルーツ的存在です。

ハイヤ系民謡と言われるものに、佐渡おけさ・津軽アイヤ節(青森)・南部アイヤ節(岩手)・塩釜甚句(宮城)などもあり帆船が北上したのと同じくしてハイヤ節が伝承されていました。

それぞれその土地のオリジナルの民謡として愛されていますが、実は大本をたどると牛深ハイヤ節だったという事が分かります。

もしかするとあなたの生まれた土地の民謡もハイヤ系民謡で、牛深ハイヤ祭りにいくと懐かしい気持ちになるかも知れませんね。

牛深ハイヤ祭りは行事が盛りだくさんで忙しい!?

牛深ハイヤ祭りは2015年4月17日から19日の日程で開催されます。

まだ2015年のスケジュールが公表されていませんので、2014年を参考にしながら予想してみたいと思います。

初日はメインとなる“ハイヤの競演”が19:00~21:30に牛深総合センター大ホールで行われていました。

いくつかの団体が参加しますので、この時には入場料が必要となります。

事前に入場券発売がありますのでチェックしましょう。

2日目は8:30うしぶか公園で“平和祈願祭”から始まって、お祭りステージでは14:00~18:00に“お祭り野外ライブ”を開催します。

雨が降った場合は牛深総合センター大ホールに場所が変更されますね。

ハイヤ総踊りは19:00~20:30でハイヤ通りなどを通過しますが、実は参加ができるんです。総踊りの前に18:00~18:30にお祭りステージ前で牛深ハイヤ保存会の方が指導してくれますよ。

3日目(最終日)は10:00~12:00にお祭り広場ステージの“お祭り野外ライブ”から始まります。

オススメなのがハイヤ大橋下の特設会場で11:00~12:00に開催されていた“水産フェア”ですね。

入場料が500円ですが、ぶりの刺身やアラ煮など先着1,000食まで用意されています。

13:00~14:00には、またハイヤ総踊りが始まりますので、前日参加した人はもちろん、前日はできなかったけど・・・と言う人にも参加のチャンスがあります。

2015年のタイムスケジュールも公表されると思いますので楽しみに確認して下さい。

牛深ハイヤ祭りに行ったらオイシイ天草も食べてこよう!

牛深ハイヤ祭りが開催される天草には海の幸も豊かにあります。せっかくなので地元ならではの料理も食べませんか?

最近はアジが不良のため庶民の味方のあアジライが高くなってきました。

天草は全域で1年中アジが獲れるということですのでオススメです。

“あまくさあじ”は、しめ方が独特で鮮度が落ちにくいと評判です。

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天草市内ならお寿司屋さんの方が良いと思います。お刺身でも食べられるアジを現地で食べましょう。

またウニも美味しくて、ムラサキウニが2~4月頃に捕れるので時期的には良いですね。

「寿司 味松」や「民宿・味処よし田」なら活魚も食べられるでしょう。

定休日もありますので事前に確認して下さい。

「海石榴」にいくと“びっくり海鮮丼”1,380」円や、幻の鶏ともいわれる“天草大王の唐揚げ”が680円で食べられます。

値段は変更になっていることもありますが、ボリューム満点で人気ですよ。

天草のお土産にするなら何が良い?

天草は海産物が豊富なのでお土産でもかなりの種類があります。

スイーツでも、スタンダードな”びわゼリー”の他に”チリメンジャコの入った”ちりんとう”がありますし、保存しやすい”うにからすみ”、”アンコウのみりんぼし”もお土産には良いでしょう。

乾麺もあって、地元名産のサツマイモが入っている“かんちょめん”、天草のわかめを練り込んだ“わかめうどん”も他の地域にはない特色を持っています。

天草では、南蛮柿と呼ばれるイチジクのジャムも女性には喜ばれるのではないでしょうか?

焼き物も数多くの種類がありますので器のお土産も買えますし、天草白磁ならアクセサリーもあるので手軽なお土産にできるでしょう。

牛深ハイヤ祭りでの交通規制と牛深までの交通アクセス

牛深ハイヤ祭りが開催される天草市の牛深は、かなり奥の方にありますので現地までは時間がかかると思って下さい。

熊本から飛行機で行くなら20分で天草空港に到着します。

フェリーならまずJRで三角駅にいって三角港から天草宝島ラインに乗ります。松島まで22分、そこから本渡港まで35分かかります。

車で熊本から天草に行くなら国道3号線を通って、途中で国道57号線に向かっていきます。

そのまま天草まで一般道でいけますし、高速道路を使うなら松橋インターから国道266号線を経由して下さい。

一般道を利用して、2時間半から3時間くらいの時間を見ておいて下さい。

現地についてから牛深ハイヤ祭りの交通規制にも気をつけましょう。

まだ2015年の交通規制情報が出ていませんが、2014年を参考にするとハイヤの競演や水産フェア会場もあり、全面通行止めの部分が出ます。

基本的に牛深ハイヤ祭りには車で行くのではなく、シャトルバスなどの交通機関を利用することになりますね。

当日は九州新幹線の出水駅から鹿児島の蔵之元港までのシャトルバス・蔵之元フェリーで牛深までが利用出来る様なので、シャトルバスに65分・フェリーに30分の所要時間が必要になります。

牛深での宿泊の方が密度の濃い観光ができますが、宿が取れなければ九州新幹線出水駅周辺での宿泊も考えてみましょう。

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まとめ

知らなかったルーツを持っている牛深ハイヤ節を堪能できるのが牛深ハイヤ祭りです。

独特の雰囲気を持つ街でグルメや観光もしながら、楽しいお祭りを見にいってみましょう。

グルメを満喫したあとはユニークなお土産も探しに行って下さい。

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