せともの祭は伝統的な陶器も文化も食も魅力たっぷり

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陶器好きなら誰もが注目するせともの祭。

美しい陶器が集まっているだけでも魅力的なのに、お手ごろな値段で瀬戸物が手に入るのも嬉しいお祭りです。

花火大会などのイベントも数多く用意されていて、人出が全国最大規模と言われるようになりました。

歴史のあるせともの祭と地元グルメなどをご紹介しますね。

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歴史と産業の伝承のために開催が始まった

愛知県瀬戸市で毎年開催されているのが「せともの祭」です。

江戸時代に、九州で磁器を学んだ加藤民吉が瀬戸に伝承したことをたたえるために開催された産業祭が、せともの祭のルーツですね。

昭和7年から始まって2015年で84回目を迎えます。

2015年は9月12日と13日の2日間で開催されますが、最近では2日間の人手が数十万にもなる規模の大きなお祭りに成長しています。

瀬戸川を挟むようにしてお祭り会場が設置されるので、見どころもたくさんあります。もちろん瀬戸物の好きな人が格安の値段で掘り出し物を探す市場も開かれるのも楽しみの1つです。

物産販売やこどもの陶芸展、夜になれば花火大会まであって、盛りだくさんのイベントが用意されています。

イベントスケジュールからお好みチョイス

せともの祭には、かなり多くのベントがありますので、大まかなものからご紹介しますね。

9月12日はミスせともの発表会が瀬戸蔵つばきホールで14:15から14:45まで、その後の15:00から16:00には陶生町からパルティせと経由で瀬戸蔵まで、ミスせとものと鼓笛隊などのパレードがあります。

19:10から19:50には花火大会があります。小雨なら決行ですが、あまりにも天気が荒れると翌日に延期するようです。

13日はパルティせとの5階で呈茶コーナーは開かれ、無料で冷茶が飲めます。

また、2日間とも開催されるイベントもいくつかあります。

せともの大廉売市は12日が9:00から20:00、13日は9:00から19:00で瀬戸川両岸や瀬戸蔵屋外広場などで開催されます。

物産販売コーナーは尾張瀬戸駅西の名鉄協商駐車場で10:00から18:00、青空市がパルティせと屋外の東側にある瀬戸蔵屋外広場で9:00から16:00などですね。

おおまかなランドマークを押さえておくと、イベントに合わせた移動が便利になると思います。

パルティせと・瀬戸蔵の2つのポイントを押さえておくと良いでしょう。

お祭り会場までの交通アクセスや規制ってどうなの?

せともの祭では交通規制があり、その範囲もかなり広くなっています。

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通行止め区間や進入禁止区域が入り組んでいて、わかりにくいでしょう。

一般車両向けの無料駐車場がありますが、収容台数が限られています。周辺の深川小学校は250台収容となっていますが、雨天には使用できない駐車場もほかにあるようなので、車で行くのは難しいと考えてください。

公共交通機関なら、名鉄瀬戸線「尾張瀬戸駅」が最寄り駅です。尾張瀬戸駅からは、お祭りのランドマークの1つ瀬戸蔵まで歩いて4分程度で便利でしょう。

せともの祭にいけば当然、せとものを購入するから車で行かないと大変だと考える人もいますよね。

パルティせとの周辺には宅配便コーナーが設置されますので、10:00から17:00の間ならご自宅向けに送ることができます。さすがに歴史のあるお祭りですので、陶器好きの気持ちは心得ているというところでしょう。

十分に配慮されていますので、車を使わなくても重たい荷物をかかえてかえってくるひつようはありませんね。

瀬戸のグルメもグルッと巡ろう!

せともの祭りの開催される愛知県瀬戸市にもたくさんのご当地グルメがあります。

地元では「せとめし」といわれていますので、代表的なものをご紹介しますね。

まず、“ごも飯”です。これは五目ご飯ですが、サッと食べられて栄養満点なので、忙しい窯元にも愛されている食べ物です。少しだけしょっぱいものと思って注文しましょう。名鉄瀬戸線の「新瀬戸駅」周辺に「四季の舎」があるのでおすすめです。

次に、“せと焼きそば”も有名です。豚肉のだし汁をベースにした醤油味で、シンプルなのが人気です。

パルティせとの中にある「八方招き瀬戸焼きそば」なら並盛り400円、深川神社近くの「大福屋」なら350円で食べられます。

愛知県なのでうなぎも有名ですね。お祭り会場周辺にある「うなぎ田代」なら鰻丼が1,900円、会場から少し離れた「魚六」なら鰻丼やまぶし丼が2,620円のようです。

せともの祭の会場周辺には、毎年数十万人の人手があり、飲食店の混雑も予想できます。もし、瀬戸の地元グルメを絶対に食べたいと思うなら、少し離れた場所で穴場を探したほうが良いでしょう。

おわりに

陶器好きにはたまらない、せともの祭りをご紹介しました。

白地に青で模様が描かれた瀬戸物は、陶器に興味がない人にも美しさが伝わるのではないでしょうか?

お土産を買っても持ち帰りには配慮されていますし、見所イベントもたくさんあるので、一度行ってみてはいかがでしょう。

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