祇園祭2015の日程とスケジュール詳細や気になる交通規制はどこ?
夏の京都を彩る艶やかな祇園祭で伝統も感じてみませんか!
日本らしく格式が高いお祭りの1つに祇園祭があります。
世界的にも有名になり毎年海外からも大勢の観光客がきていますが、実は日本人のほうが祇園祭の良さを知らないのではないでしょうか?
こちらでは、祇園祭の2015年の日程や詳細なスケジュールと、お祭り当日の交通規制はどこか(細かく規制されているのでマイカーはちょっと無理かな…と思います)?などをご紹介しています。
祇園祭って、とかく「○大祭り」に名を連ねるけど?
祇園祭は、「京都三大祭り」(他・葵祭・時代祭)、「日本三大祭り」(他・天王祭や山王祭・神田祭)、「日本三大曳山祭」(他・高山祭・秩父夜祭)、「日本三大山車祭」(他・高山祭・長浜曳山祭)と様々な祭りと名前を並べるくらい有名です。
貞観年間(859~877年)ころに始まったといわれていて、7月の1ヶ月間に開催されます。
八坂神社の例祭と山鉾町で主催している山鉾行事の2つで構成しているんですね。
祇園祭というと壮麗な山鉾だけに注目が集まっていますが、重要無形民俗文化財の指定を受けているからかも知れません。
この山鉾の行事がいくつかあり、前祭り(7月1~14日)では23基分の鉾建てや山建てが行われます。
収蔵庫から出して昔ながらの組み立てをする期間です。
17日に山鉾巡行が行われて、後祭り(7月21~23日)で後祭り用の山鉾10基が組み立てられます。
7月24日の山鉾巡行では京都花街のきれいどころなど1000人もの行列が見られます。
踊りやお囃子が古都らしさを醸し出します。
スケジュールを先に確認しておくと見所をピックアップするのに役立ちますよ。
京都の祇園祭!スケジュールの詳細チェック!
7月1日から始まる祇園祭のスケジュールを見ていきましょう。
まず初日から18日までは“吉符入”があります。これは地元の方の打ち合わせなので観光客にはあまり関係ありませんね。
2日の“くじ取式”も山鉾の順番を決めるので観覧することにはならないでしょう。
その後から少しずつ盛り上がっていきます。10日は8:00に四条大橋付近で3台の御神輿を鴨川の水でお清めします。
また前祭りの鉾建てと山建てが始まります。釘を1本も使わないで組み上がる方法なので興味のある方がいるかも知れません。
13日は11:00から“長刀鉾稚児社参”といって長刀鉾にチビッコたちが乗って八坂神社へのお参りをします。
14日は、そろそろ本格的に観光客も多くなる行事の皮切りです。
それぞれの山鉾は夜は提灯の明かりが灯されて、祇園囃子が流れてきます。
15~16日も同じく宵山なのですが、この時は歩行者天国が予定されています。
第一弾のメインイベント“山鉾巡行・前祭巡行”が17日にあります。23基の山鉾が巡行しますね。
四条烏丸を9:00に出発して新町御池に11:35着予定です。
同じ日に“神幸祭”で3台の御神輿が巡回してから四条御旅処に入ります。
休むヒマなく後祭りの山鉾建てが始まりますので、地元の人も忙しくなるでしょう。
山鉾建てが組み上がった21日から23日までが後祭宵山です。ここでは歩行者天国や露店はないそうです。
24日は第二弾のメインイベントと言える“山鉾巡行・後祭巡行”です。
烏丸御池を9:30出発で四条烏丸に11:22到着です。
ここで迷うのが“花笠巡行”もほとんど同時にあることです。
八坂神社を10:00出発で寺町御池などを回ってから11:43に八坂神社に帰ってきます。
花街のきれいな方やチビッコの御神輿、祇園囃子など1000人が行列するので是非見ておきたい行事ですね。
この24日に3台の御神輿が各所を回ってから22:00には八坂神社に帰る“還幸祭”が行われます。
28日に四条河原で御神輿をお清めして20:00に神社に納めたら祇園祭は終わりです。
1ヶ月間通して京都を満喫したいところですが、中々時間が取れないなら「コレは何としても見る!」というポイントを探しましょう。
祇園祭の交通規制はどことどこ?
まず、山鉾巡行ルートから押さえておきましょう。
17日の巡行は「四条駅」から「河原町駅」の間の「四条通り」、そして「河原町駅」から「京都市役所前駅」までの「河原町通」、「京都市役所前駅」から「烏丸御池駅」までの「御池通」、少し通過して「室町通」に入っていきます。
次に24日の山鉾巡業では、同じルートで逆方向に向かっていきます。
追加して花笠巡行があるので、「八坂神社」から「河原町通」を進んで「京都市役所」を経由し、「寺町通」を進んで「河原町駅」周辺を通ってから「八坂神社」に戻ってきます。
京都府警では2015年の交通規制発表がまだですが、2014年を参考にすると17日・24日は、ほぼ全域で車両通行止めになると思って良いでしょう。
一部通行できるところもありますが、これだけ細かく把握するのは地元の方でも大変だと思います。
「京都駅」から「河原町駅」まで行くとしても、歩けば33分かかりますが、烏丸線で「四条駅」まで4分、「烏丸駅」から阪急京都線に乗り換えると「河原町駅」まで1分です。
乗り換えなどで歩く時間を入れても11分くらいで到着できます。
片道料金で360円ですね。
市営バスでも臨時増発便があるようなので、10分間隔で「京都駅」から「河原町駅」行きが出ます。
通常運行では15分程度で230円ですが、料金については詳細が出ていませんね。
これだけ細やかな対応をしているということは、基本的に自家用車に乗ろうと思うのが無理なのでしょう。
とても暑い時期なので注意点と休む場所も確保!
京都の7月はとても暑いです。平均気温は26.8度、最高気温は31.5度、最低気温でも23.2度というのが平年の状況です。
四条・河原町・京都市役所前などの各駅でポイントを決めてからカフェを2~3店くらいリストアップするのがオススメです。
メイン通りは混み合うと思いますので路地に入ったほうが良いでしょう。
また、マイボトルなどでも飲み物を持参してはいかがですか?
ペットボトルで冷たい飲み物を持ち歩きたいときのコツをご紹介します。
中身を半分くらいコップなどに移してから、斜めに傾けてペットボトルを冷凍庫に入れておきます。
当日に取り出して冷蔵庫に入れておいたコップの飲み物を中に入れると薄まらずにある程度は温度がキープできます。
斜めに凍っていると飲みやすいので、溶けるのを待つムダな時間もありませんよ。
この時期の京都だと長時間は持たないと思いますが、便利な方法なので試してみて下さい。
「京都 祇園」に関する観光スポットを楽天旅ノートでお調べになる方
まとめ
祇園祭の楽しみ方をご紹介しました。
見所もたくさんありますが、暑くなるので体調も考えながらお祭りに行って下さい。
お子さんやご年配の方は熱中症など自覚症状が出にくかったり訴えにくいこともあるので特に注意が必要です。
涼しい服装・水分補給を充実させて夏の京都に行ってみませんか?
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