転居先未定の引越しでも見積もりはとれるものなの?
引越しの見積もりを依頼するときでも、まだ転居先が決まっていないというケースがあります。
急な引越しが決まったとか理由は様々なのですが、こんな時に引越しの見積もりを取っても良いものなのでしょうか?
引越しでは日付と行き先はとても重要なファクターで、この2点が明確にならないと思わぬデメリットにぶつかることも…。
損をしないために見積もり取得のマナーもご紹介します。
転居先不明でも見積もりは取れる?
引越し業者が見積もりを出すときに一番大事だと考えるのが、引越し予定日と引越し先の住所です。
予定日が決まっていないと、業者としてもスケジュール確保ができませんので最重要項目です。その次に引越し先住所を明確にするのがかかせません。
その理由は、荷物を運ぶ距離で費用の見積もり計算をしますし、転居先の状態によっては荷物の搬入に特別なものを使用するなど儒教が大きく変わるからです。
この2つとも大事だとしているのは、予定日だけ決まって引越し先が決まっていないと、スケジュールは押さえたのに引越しできないという問題が起こるからです。
最悪でも予定日さえ決まっていれば、転居先未定でも仮見積もりは出ますので、目安として考えることはできますよ。
仮の見積もりではありますが、当日にかなりの追加料金が加算される可能性がありますし、単なる目安にしかならないので「一般的な相場」と考えたほうがいいですね。
転居先未定の場合のマナーって?
転居先未定でも引越しの見積もりはとれますが、何かあったときも業者が安心する手配はしておくのがマナーです。
当日になっても転居先が未定というケースも考えられますので、その場合はトランクルームの使用や業者で提供しているお預かりサービスに変更するなど、最悪の状況に対処する方法は決めておきましょう。
引越しの見積もりスタッフも、お客さんがきちんとできる人なのかルーズな人なのかといった「人柄」で判断している部分があります。後でトラブルが起こりそうなお客さんであれば、正直なところ依頼を引き受けたくないという理由もあります。
転居先未定でも探している物件の条件として「エレベーター付き」「何階」「集合住宅」など、引越し当日の予測がしやすいように考えてくれるお客さんなら引き受けてくれる可能性があります。何もかも漠然としている人なら、高額の(お断り)見積もりを渡して、終わりにしたいと考える業者がほとんどですね。
余程の事情があって転居先未定の引越しとなっているのでしょうが、引越し業者の都合も考えるのがマナーでしょう。
繁忙期の引越しで転居先未定はマズイ?
引越し業者の繁忙期3月や9月に転居先未定で引っ越しすることになったら…。
まず、見積もりよりも引き受けられるかの問い合わせから始めることになるでしょう。実はトランクルームなど預かり設備を持っている引越し業者でも、繁忙期にはいっぱいになってしまうものです。そうすると、転居先未定のまま引越し当日を迎えて、どこにも荷物を持っていけない状態になります。
繁忙期で業者での荷物預かりも無理だとわかっていれば、引越しの依頼を受けてくれるところを見つけるのは難しいですね。
予定日だけ決まっていればスケジュールの仮押さえもできますが、この手配も繁忙期には嫌がる業者が多いですよ。引越し業者に余裕があれば、転居先未定でも融通を利かせてくれますが、余裕のない繁忙期には転居先未定のお客さんにとって不利な条件がたくさんあると思ってください。
引越し予定日ぎりぎりで転居先が決まったら、その際に改めて見積もりを取ることになるので、手間がかかることに対して「心付け」くらいは用意しておきましょう。
まとめ
転居先未定の場合に引越しの見積もりを取れるかどうかをご紹介しました。
引越しでは2大ポイントといって良いくらい決まっているのが当たり前の予定日と住所。このどちらかが決まらないのは業者としても厳しいですが、依頼するこちらの配慮で引き受けてくれるケースも多いです。
お断り見積もりが出ないようにする工夫を駆使して交渉してみてください。
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