厄年を数え年でカウントするのは何故なの?

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厄年は「数え年」と言う昔の年齢カウントで考える様になっています。
満年齢・実年齢とは違う数え方になるので、この機会に確認してみましょう。
日本では、まだこの数え方をする行事がありますので知っているとかなり便利ですよ。

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ややこしい昔風の年齢感覚とはこういうもの

日本では昔、戸籍が整っていない時代もあったので、生まれた日を誕生日として年齢を足していく習慣がありませんでした。

そこで、「元旦に全員で年齢を1歳足そう!」と言うのが一般的な考えだったのです。
正確に満年齢の計算をするのと同時に、お正月で年齢が上がるという複雑な風習もあったので、現代の年齢の考え方しか知らないと、とても混乱してしまいますよね。

その後、年齢が上がって、還暦や喜寿、米寿と言ったお祝い事がありますが、この時にも満年齢の考え方が関わってきます。
厄払いを考えるときには、どの年齢のカウントで考えるのか計算しながら日取りを決めることになります。

神社にも看板は出ていますが、わざわざ見に行く時間はないかもしれませんね。

数え年だと男性の厄年は実年齢の何歳?

ここでは2015年に厄年を迎える男性の実年齢をご紹介しましょう。

後厄になるのは昭和64年(平成元年)生まれで誕生日が来ると26歳になる人、昭和47年生まれで誕生日が来ると43歳になる人、昭和30年生まれで62歳になる人です。

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そして本厄は平成2年生まれで誕生日が来ると25歳、昭和48年生まれで誕生日が来ると42歳、昭和29年生まれで誕生日が来ると61歳になる男性です。

前厄になるのが平成3年生まれで誕生日が来ると24歳になる人、昭和49年生まれで誕生日が来ると41歳になる人、昭和28年生まれで誕生日が来ると60歳になる人が該当します。

もしかすると本厄と後厄の方は、前厄の段階で厄払いを済ませているかもしれませんね。
厄払いは気が付いたときにしても問題はありませんので、2015年に本厄だと今気が付いた方でも遅いと言うことはありません。

数え年だと女性の厄年は実年齢の何歳?

では女性の厄年はどうなっているのでしょうか?

後厄になるのは昭和52年生まれで誕生日が来ると38歳になる人、平成7年生まれで誕生日が来ると20歳になる人です。
そして本厄は昭和53年生まれで誕生日が来ると37歳、平成8年生まれで誕生日が来ると19歳になる人です。

前厄になるのが昭和54年生まれで誕生日が来ると36歳になる人、平成9年生まれで誕生日が来ると18歳になる人が該当します。

このころには成人式もありますので、女性は厄年の目安にも出来ます。

自治体によって満年齢で20歳の時、もしくは数え年で20歳の時に成人式をすると言う基準の違いがありますので、こういったことを把握しておくのも良いでしょう。

まとめ

ここでは数え年の考え方をご紹介しました。
数え方が難しいので、少し混乱したかも知れませんが、誕生日を境にして1日足すのか2日足すのかと分けているだけで十分でしょう。

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