箱館五稜郭祭は、毎年函館市で行われているお祭りで、幕末の時代が好きな歴女・歴士が注目のイベント満載です。

戊辰戦争の中心舞台にもなった五稜郭で開催されますので、観光も合わせて楽しむことができます。

初日の「土方歳三コンテスト」から始まるイベント内容から函館限定グルメや函館周辺の観光スポットの効率的な歩き方などをここではご紹介しています。

箱館五稜郭祭は新撰組が好きな歴女が参加したいイベントてんこ盛り

戊辰戦争があった函館の五稜郭では、後世に歴史を残すための目的で箱館五稜郭祭が行われるようになりました。

五稜郭は1864年に完成した日本初の様式城郭だったのです。

お祭りは昭和45年から行われていて、2015年は5月16日・17日の開催予定です。

新撰組が好きな人にオススメなのは、初日の「土方歳三コンテスト」でしょう。

これは事前応募で参加することもできて、参加費3,000円で、男女とも16歳以上が応募条件です。

写真を添えて応募することからオーディションの様な形になっています。

1日目はコンテストの前に「碑前祭」があります。

箱館には碧血碑を初めとして戊辰戦争で命を落とした志士を弔った場所がたくさんあります。

一通り巡ってきますので、是非参加して下さい。

碧血碑は、ご存じの方はご存じの通り「忠義を貫いて死んだものの流した血は、三年立てば地面の中で宝石の碧玉と化す」という伝説からきているものです。

やっぱりカッコいいですね。

2日目には「箱館五稜郭祭パレード」で、“京都新撰組”と“海軍伝習士官隊”が街を行進しますが、これも新撰組役を30名、海軍伝習士官隊役で10名募集していますので参加できるお祭りでもあります。

コンテストでもそうですが、多少の立ち回り披露があって怪我の恐れがありことから、傷害保険に加入するのも条件としています。

箱館五稜郭祭に行ったら地元ならではのグルメもオススメ

函館というとシーフードのイメージが強いと思いますが、オススメなのはラッキーピエロと五島軒ですね。

ラッキーピエロは函館エリアでしか展開していないバーガーチェーンで、メニューの豊富さにも人気があります。

また、実際にバーガーを手に取るとわかりますが「ズシ！」っとくるボリューム感も良いですね。

一番人気はチャイニーズチキンバーガー(350円)ですが、箱館五稜郭祭に来て「土方歳三ホタテバーガー」(380円)を食べない訳にはいきませんね。札幌にさえ出店エリアを広めないので、ぜひ行きたいお店です。

五島軒はカレーのお店で、明治12年創業と歴史のあるところです。

カジュアルな服装で行くとちょっと気が引けるような店構えやサービスレベルの高さに驚きますよ。

五稜郭タワーの中にも函館カレーエクスプレスとして出店していますので、箱館五稜郭祭の時に食べる事が出来ます。

カレーにしては良いお値段でインド風チキンカレーが1296円、一番高いメニューはリッチ鴨カレーで2376円です。

また、お祭り期間中に朝市に行こうと思っているなら早めに現地に到着できるようにしましょう。

5月からは朝5:00からで12:00にはクローズです。

混み合いますので食べたいものがあるお店を検索するのがオススメの方法です。

ちなみに5月に美味しい海産物は3～5月でヤリイカ、5～6月はボタンエビとソイ、それにニシンは3月下旬～5月なので、新鮮なお刺身も良いですよ。

残念ながら北海道グルメの代名詞である毛ガニは6～7月、ホッケは8～9月が旬となっています。

函館の周辺観光スポットは点在しているので効率よく周りましょう

函館は歴史のある街なので観光スポットもたくさんあります。

ところがかなり広い範囲に点在しているため、徒歩で一気に見て回ろうと思っても大変でしょう。

大まかにエリアを3つに分けると函館山・外国人墓地エリア、湯の川エリア・五稜郭エリアとなります。五稜郭エリアは箱館五稜郭祭で行きますので、その時に見て回ることができますね。

函館山・外国人墓地エリアには、函館ハリストス正教会、旧函館区公会堂などがあります。

函館区公会堂では、当時の衣装を着て記念撮影をすることが出来ますし、2階のバルコニーからの眺めも素敵ですよ。

2階には大広間があって古い木の甘い香りがしたり、歩くと木がきしむ音がして歴史を感じることができます。

湯の川エリアには函館駅前から市電がありますので迷うことなくいけるでしょう。ただ、38分と結構時間がかかります。

リムジンバスに乗り換えてトラピスチヌ修道院までは15分程度ですね。

市電は座るスペースが少なくて立ったままでの移動になると思います。

降りてから乗り換えまでに時間があるなら電停近くに足湯のスポットがあるので寄ってみてはいかがでしょうか？

タクシーを利用するという方は、運転手さんと交渉してみて下さい。5,000～8,000円程度で観光スポットを回ってくれる人もいます。

函館山からの夜景が見たい方は、先に湯ノ川・トラピスチヌ修道院エリアに行っておいて、お昼過ぎから函館山・外国人墓地エリアに行くと効率良く回れます。

箱館五稜郭祭は、ひの新撰組まつりと交流がある

東京都日野市では、ひの新選組まつりが開催されていて、箱館五稜郭祭とは交流と持っています。

全く関わりなく見える地域のお祭りですが、日野市は新撰組の近藤勇、土方歳三を初めとした隊士の出身地です。

いわば新撰組の地元ですね。

土方歳三らは警護役として京都に行き活躍をしたのち、時代の流れから会津に転戦、そして箱館五稜郭にやってきて新政府樹立のために戊辰戦争が起こったと言うことなんです。

2015年は5月9日と10日に、ひの新選組まつりが開催される予定となっています。

「箱館五稜郭祭もひの新選組まつりも、どうして5月なの？」というのは歴女の間でも愚問だと言われています。

旧暦の5月11月が土方歳三の命日となっていますので「もはや常識！」なのだそうです。

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まとめ

箱館五稜郭祭では、様々なイベントを初めとして函館を満喫する良い機会になっています。

現地に行かないと見たり食べたりできないものがたくさんありますので、この機会にぜひ函館に行きたいですね。

ここではご紹介しきれないのが残念ですが、新しい発見をしてみましょう！

素敵な思い出が出来ますように♪