因島水軍まつりまでの近道ルートや周辺情報まとめ
因島水軍祭りは、平安時代の頃に勢力を増していた村上水軍が蘇ったかのような勇猛な姿が見られるお祭りです。
3部構成になっているうち“島まつり”をご紹介しますね。
日本中世の海賊もカッコイイ!因島水軍祭り
瀬戸内海周辺では平安時代頃に村上水軍(海賊衆とも呼ばれる)が活躍していました。
そのふるさとである因島で開催されるのが因島水軍祭りです。
1980年に”ちびっこ水軍まつり”を開催したことから始まって、1991年には”因島水軍ふるさとまつり”に変わっています。
今のような3部構成になったのは1993年からです。
村上水軍の末裔がこのエリアに残っていたという話もあるので、尊敬と感謝の意味を込めてお祭りが続けられているようですね。
ここでご紹介する島まつりは例年7月下旬、他には海まつりが8月末日、火まつりは海まつりの翌日と3つにわけて構成しています。
2015年は島まつりが8月上旬、火まつり・海まつりは8月29日と30日の予定と発表されています。
場所もわかれているので、どのお祭りに行くのか決めてからチェックしておきましょう。
今のところの予定では島まつりは金蓮寺周辺、火まつり・海まつりは因島アメニティ公園・しまなみビーチで開催することになっています。
島まつりは甲冑姿の武者が出陣式をしたり、餅まき・先人感謝祭などのイベントもあります。
因島って遠くて行くのが大変じゃない?近道はあるの?
まず、因島までのルートから確認しておきましょう。
広島県尾道市からなら尾道駅で高速乗り合いの「フラワーライナー」”土生港前行き”に乗りましょう。
降りるバス停は「要橋」です。ここまでは30分くらいかかるでしょう。
片道運賃が2250円です。
「要橋」から因島の路線バスに乗り換えます。
”因島大橋行き”に乗って「水軍城入り口」バス停まで6分くらいかかります。
片道運賃で170円です。
四国方面から行くなら、「今治駅」から中国バスの高速乗り合い「しまなみライナー」“福山駅前行き”に乗りましょう。
降りるバス停が「因島重井BS」です。片道運賃が1650円で51分くらいかかります。そこからは因島の路線バスに乗り換えます。
「因島重井BS」からすぐ近くに「運動公園入り口」と書かれたバス停があります。
し分かりにくいですが、錆びた屋根の付いたバス停風の場所を探すと、その向かい側に見つかると思います。
「要橋」までバス移動が5分、また「要橋」で乗り換えて「水軍城入り口」バス停に向かって6分くらいです。
乗り換えも含めて「運動公園入り口」から「水軍城入り口」までそれぞれバス料金は170円が目安です。
恐らく尾道駅からのルートが近くて簡単に到着するのではないかと思います。
周辺でお土産を買うなら何が良い?
因島で有名なのはハッサクです。
そのためハッサクのスイーツがかなりの種類作られています。お土産に買っていくなら、「博愛堂」の“八朔ロール(864円)”や“八朔ガレット(1296円)”がオススメです。
お土産を買いたいときはバスを途中で降りて「土生周辺」に行ってみて下さい。土生商店街には「一色商店」があって、ここでは土曜日の11:00から300円でお魚バーガーを販売しています。取れたての魚を使っているので美味しいですよ。
また「ペーパームーン」という店では“海賊スパゲティ(1000円)”も用意しています。
観光スポットはどの辺にあるの?
因島水軍祭りの島まつりで行く因島水軍城は、そのまま博物館のようになっています。
入館料が大人310円で、9:30~17:00に閲覧することができます。
古文書や船の模型など村上水軍ゆかりの品を展示していますよ。
「水軍城入り口」バス停の近くには「金蓮寺」があります。ここは村上水軍の菩提寺なので、興味のある方は訪れてみましょう。
因島水軍まつりに行くときの服装
ほとんど公共の交通機関を利用するのですが、「水軍城入り口」バス停から「水軍城」までは10分くらいあるくのと、上り坂になっているのでスニーカーを履いてリュックを持っていったほうが楽です。
暑い時期の山登りのような感覚になるので、できれば飲み物を持参していきましょう。
以前は上り坂の途中に数件の土産物屋や自動販売機がありました。
またトイレに行きたいと思ったら困る場所ですが、「お手洗い」という看板も2~3箇所あるので安心して下さい。
手を洗うときのためにもポケットティッシュをいくつか持っていると便利ですよ。
まとめ
因島水軍まつりの島まつりをご紹介しました。
昔の村上水軍を思い浮かべる行事があるので、歴史好きの方には興味深いのではないでしょうか。
現地に到着して不便を感じることがないように必要なものは持参したほうが良いと思います。
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